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【スイミー】たった1冊の本で子どもが変わる

ブログ記事がとても多くなってしまって分かりにくいので、noteに概略と目次をつけて読みやすいようにしていきたいと思っています。

ずいぶん昔に書いた文章は、かなり未熟で恥ずかしいのですけど。。。読み返してみると、今現在に至るまで様々なことがあり、考えてきたなぁと思います。過去は未熟ですが、今から思えば、そんな過去も現在につながっているのだと思います。

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拗ねて動かなくなってしまう子の心に響いた『スイミー』

授業になかなか集中できず、授業中もつまらなそうにしているS子さん。何か嫌やことがあると、1時間も2時間も拗ねて動かなくなってしまいます。

そんなS子さんが、「スイミー」の授業で大きく変わることができました。彼女の琴線に触れるものがあったのでしょう。

スイミーの解釈については、今の私が授業をやったら違うものになるのかもしれません。最近は、物語の解釈というのは実は読み手によって様々なのかもしれないと思うようになりました。

授業者の哲学によって、子どもに伝わるモノは違ってくるのかもしれません。


『人の悩みの100%が他人との関係によるものである』

ちょっと信じられないかもしれませんが、素晴らしい本というのは、子どもの心に大きく響くものなんですね。

ずいぶん前のことになりますが、実際に子どもが変わる様を目の当たりにしました。

その絵本というのは、『スイミー』レオ・レオニ作 です。私の学校の教科書には掲載されていませんが、光村図書出版の2年生の国語教科書に長年掲載されているようなので読んで習っている人も多いのかもしれません。

あらすじ

スイミーは小さな魚。
ただ、兄弟がみんな赤い魚だったのに、
スイミーだけは真っ黒な小魚だった。
泳ぎも得意であり速かった。
大きな海で暮らしていたスイミーと兄弟たちだったが、
大きなマグロに兄弟を食べられてしまい、
泳ぎが得意だったスイミーだけがなんとか助かる。
兄弟を失ったスイミーは
さまざまな海の生き物たちに出会いながら放浪するうちに、
岩の陰に隠れてマグロに怯えながら暮らす
兄弟そっくりの赤い魚たちを見つける。
スイミーは一緒に泳ごうと誘うのだが、
マグロが怖いからと小魚たちは出てこない。
そこでスイミーは、
マグロに食べられることなく自由に海を泳げるように、
みんなで集まって大きな魚のふりをして泳ぐことを提案する。
そしてスイミーは自分だけが黒い魚なので、
自分が目になることを決意するのだった。
かくして小魚たちはマグロを追い払い、
岩陰に隠れることなく海をすいすい泳げるようになったのであった。

ウィキペディア

私が扱ったのは、2年生の担任をしていた時ですが1年生でも6年生でも、その学年に応じた感動を与えることができる絵本だと思います。

明日から、子どもを変えた「スイミー」の授業について書いて行こうと思います。。


目次

  

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よろしくお願いします。

お気楽


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