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グラレコで見つけた人生迷子からの発展

グラレコってご存じですか?
会議やイベント時などに図やイラストを用いて表現をする手法のこと。

グラフィックレコーディング。


人生迷子から出会ったグラレコ

前職から退職して、3年になろうとしています。今まで自動車畑にいた私は一
気に喪失。仲の良かった同僚が亡くなったり、パワハラもあった。
胃痛や意識障がい、不眠に始まり、角膜炎で失明しかけたりと身体の不調から発覚した”転換性障害”に向き合うことになった。

そんな時に出会ったのがデザインの世界でした。

元々絵を描いたりするのが好きで、実は美術にも興味があった。
喪失感から脱却するためにもやってみようと、chapter twoの門を叩いたのがきっかけでした。2022年9月ごろです。

約2か月余りのWebデザインの講義や課題から、今度は恩師(現・師匠)のもとでデザインを更に勉強することになりました。
それから私の「生きやすい生き方」探しが始まりました。
なにせ転換性障害という本来ならばだいたいが一過性ですが長期間に渡って向き合わなければならなくなり、私の本来の性格からも結構ぶっ飛んだ(?)感じだったので、師匠も頭を抱えながら、一緒に考えてくれては、試して、また考えて…を繰り返し。
その間にオンライン講義を受けつつ、1か月に2回~3回都内のアトリエでのデザイン実習講義に参加、コンペにも出してみたりしながら制作をひたすらやっていました。

そんなある時の師匠との1on1で出てきたのが「グラレコ」でした。

グラレコ、初めて聞いたんですが、要は板書のようなもの。
実を言うとオンライン講義の時ずっとイラレでグラレコ、していたんですよね。それを見ていた師匠が提案してくれました。

オンライン講義を受けていた頃(2023年春)のメモ代わりにやっていたイラレノート。
板タブで描いてました。
PCでやっていたイラレから以前から持っていたSurfaceで出来る、
コンセプトに変えてから描いたもの。

出来そう、と思ったのでやってみた

それからイベントに参加したりするときにグラレコを始めました。
どこでも描けるようにと、同人漫画を描くときに使っていたSurfaceGo(現在は法人版Go3)を持ってコンセプトというアプリを使っていました。
軽くていいです。無料版でも十分発揮してくれます。

初めての外でのグラレコ。XDUF2023でした。
もちろんオンライン講義でのグラレコも続けて
絵日記風にしてみたりも…オンラインイベントに参加したときもグラレコ
AdobeMAXでは丸一日、グラレコしました。

AdobeMAXJapanの前に”みりん”さんというイラストレーターのひとの配信でAdobeFrescoと出会いました。
イベントの時に活用方法を聞いて、それからはAdobeFrescoです。
(SurfaceGoシリーズではスペックがギリギリしんどいのでたまに固まったり落ちたりするので長時間のイベントの時はコンセプトを使ってます)

地元のイベントでもグラレコしてみました
そして最近のもの
デ・キリコ展の勉強会イベントのグラレコ
Adobeクリエイティブカレッジのオンデマンド配信でもグラレコしてます


グラレコを仕事に

そうやって約1年経ち、こんなものを立ち上げてみました。

カブでグラレコしに行く。

その名も、カブレコ。
関東圏なら(山間部除く)、どこへでもグラレコしに行きます!というもの。

なぜカブなのかというと、愛車だからです。
3年振りに始動させました。原付二種。
カブ歴は学生時代からなので11年!
イベントで盛り上げたい!など呼んでください。
アウトプットします。
今だけ!交通費のみです。
オンラインは1000円程。

相棒と一緒に紡ぐ新しい挑戦

新たな始まりにカブを選びました。

カブは、私にとってエンジニア人生のはじまりのバイクです。
苦学生時代は雨の日も風の日も雪の日も約30km先の学校へ通わせてくれて、県外ツーリングで新たな発見や楽しさも教えてくれた。
壊しては直してを繰り返すなかでカブは私に移動の面白さを楽しませてくれました。

これからはクリエイター人生の再出発を支えてくれる相棒でもあります。
カブはきっと私にいろんな世界を見させてくれると思います。

歴11年目、カブは38歳・私は30歳の新しい挑戦。

初心に返ったつもりで、カブでいろんな場所でグラレコしに行きます。


どうぞ、私とカブをよろしくお願いします。




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