私は何者か、500
その先にあるものへ、わたしは届くと信じている。
それは、わたしにとっての命題であり、また、微かな希望なのである。
微かと言わねばならぬのは、残念である。わたしはただ片思いがしたいだけなのかもしれない。それなら、それは、自己完結。受粉なしでも結実よ。
片思いか、今時、幼稚園児でも、そんなことは望んではいまいに。BBQなる肉食系か。金と肉と、あとはなんだ。永遠の命。
そんなのナンセンス。
私の世界のわたしが、どんな機微を見せようが、すべて粉微塵。とか。適宜、などと言われても知るすべもない。
信じて、バンジージャンプ。
そんなに簡単に、信じてはいけない。
そんなのできない。
だからこそ、
私にわたしの命運を任す。
私はわたしに責任を持つ。
月は、いま、真上よ。
君の腕のなかにあって、
繰り言を、
君にのみ。
わたしは何者か。