【30日間連続読書感想投稿チャレンジ】Day8 震えたのは
連続読書感想投稿8日目です。始まりは下記から。
震えたのは 岩崎航 ナナロク社
詩に感動できるのってかっこいいよなという浅い憧れがずっとあり、時折詩を読みます。
こちらの本を手に取ったきっかけはジャケ買いじゃないですね、えーと表紙買い?みたいな感じです。しかも借りているので表紙借り?この表紙を見かけたのも書店に行ってというのではなくネット上の本の記事からだったと思います。色んなことをすぐスマホで検索するのですっかり趣味趣向が学ばれてしまい、本が好きなんでしょ?という感じでおすすめの本の記事などがでてくるんですけど、そういう本を紹介している記事の中の書店の写真に写る本まで見て、お!良さそうではと思って読んだりしています。恐らくこちらも写真の中から選んだ本。
私はまだ浅い憧れの中をさまよっているところなので興味を持たれた方がいれば一部読めるようなのでナナロク社の記事からどうぞ!
ここからは『震えたのは』の話からはそれてしまいますが……本の感想もだけれども特に詩や俳句短歌などの感想が難しいなあという話をしようと思う。
詩もいいなあと思うこともあってだから『震えたのは』の中にもいいなあと思うものもあったんですけど、どうしてもそのいいなあというふわっとしたものをどこがどういいのかはっきりさせない状態でいいと思っているといっていいのかどうかみたいなややこしい感情を抱いてしまう……あとはわからないのにいいなあって思うのって間違っているのかなみたいな、作者の意図とかその一節が本当に意味するもの(本当に意味するもの!?)がわからないのに好きでいいのかなみたいな、いつも正解があってほしいような正解を言うことを求められているような気持ちが邪魔をしていいなあと思っていること自体を表現できなかったりします。
後は共感するときもあるんですけど、例えば『震えたのは』の岩崎航さんは筋ジストロフィーを患っていらっしゃってその中での詩作に安易に共感していいのかな、なんかの矮小化じゃない?みたいに思ったりとか。
自分の中に沸いた気持に間違いとかはないっていうのがしっくりくるようになるといいな。外に出すかどうかはTPOをわきまえるにしても。
それにしてもナナロク社のページを改めてみて、『おやときどきこども』『ぞうのマメパオ』『わたしたちの猫』……意外と読んでいるのでは?と思う。ちなみに『ぞうのマメパオ』はクスっと笑えて元気がないときに読むのにおすすめです。あと『わたしたちの猫』の好きなところをLINEの背景にしています。全然意味はわからないけど。
30日間連続読書感想投稿チャレンジ前回の記事はこちら。