By reading ”正欲”
朝井リョウさんが書いた「正欲」、読了したので、感想失礼します!!
あらすじとか、小説の内容とかは書かないのでぜひ読んでください!
ネタバレも含むかもなのでご注意を
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個人的感想を書いていきます。では。
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帯に記載のある、キャッチコピー
ミステリーかなと思ったけど、そんなもんじゃなかった。
読み終わった後、今もまだグルグルしている。
脳内を自分なりに切り抜いた描写が落ちてくる。
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正しさとはなにか、一体どこにあるものなのか、
最後まで分からなかった。
どちらの意見が正しいのかも分からなかった。
どちらにも正しさなどないのかもしれないし、
どちらにも正しさが存在しているのかもしれない。
欲望には様々なものがある。
人間の「食欲・睡眠欲・性欲」いわゆる、三大欲求だけにとどまらず
人がいる分だけ欲望はありふれている。
きっと数えきれないほどに。
正 と 欲 とは。
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令和とい元号の切り替わりは、
一世一代のできごとであり、
時代の変化を表すものでもあり、
時代の変化が許される始まりともなったと思う。
今はもう、令和を5年すごした。
人と異なる部分を尊重しようと、
世の中にちりばめられた「多様性」という言葉。
そこで打ち明けられない、打ち明けることができない
自分に秘めたものを持つ、いわゆる「マイノリティ」となもの。
それらによって、苦しむ人からする「多様性」とはなになのか
言葉の意味を非常に考えさせられました。
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この言葉たちはだれが作ったのか。
どちらとも、意味がある言葉だが、意味が明確ではないと思った。
そこにも認められないものなどあってはならない。
簡単なものでは片づけてはいけないことを知っていないといけない。
自分がどうあるべきか、自分がどうするべきか
この本を読むとやはり、正しさがわからなくなった。
いろいろな観点から物事を、とらえないといけないとらえるように変わっていくのだと思った。
時には、
理解をしようとする姿勢そのものが相手に傷をつけることもあると。
公表できないものにずかずか入るものではないと。
感じました。
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最後までよんでいただきありがとうございます。
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よんだ印に、ぜひ「スキ」をいただけたら幸いです!