■「マーケティング」と「ブランディング」
最近ミナデイン社では、
Instagramに力を入れています。
今日はその理由を説明したいと思います。
以前この記事で
「集客の三段階」という話をしました。
こちらの部分ですね。
Instagramは
この集客の第一段階目の戦術(手法、作戦)です。
今まで
ミナデイン社での新規集客は、
1、好立地の物件を取得する
→人通りが多い場所に出店する
2、話題の業態をつくりメディアに露出する
→テレビやWEBメディアの取材を受ける
この2点で話題をつくり新規集客をしてきました。
Instagramは
上記2つに加え、第三の新規集客の戦術です。
こちらの記事で
「運営」と「経営」の話に触れましたが、
物件取得とメディア露出は
経営側が担当をしていました。
つまり
新規集客に関しては経営側で対策をしてきたわけです。
そして今回はInstagramを使って、
運営側でも新規集客をしていこう
という
「ある種の権限移譲をしていきたい」
こういう想いで
はじめた取り組みなのです。
取り組んで3ヶ月
早くも成果が出てきていて、
新店のスタンドバイミーでは、
10月の
インスタ経由の売上が
なんと14倍!!!
半端ない効果が出てきていて
本当に嬉しい限りですし、確実に評価に値することですが、
上手くいっている時こそ
常にその裏側に隠されたリスクも
しっかりと考えていきましょう。
■定義
こちらの画像を見てください。
(画像はネットより拝借)
今日のメインテーマ
「マーケティング」と「ブランディング」の話です。
すごいざっくりいうと、
こんな差があります。
(画像はネットより拝借)
マーケティング
→「自己紹介」
自分たちはこんなことをしていますよ!
と知ってもらうための自己アピールをする。
ブランディング
→「他己紹介」
どのようにお客様にウワサしてもらいたいか?
と語ってもらうためのイメージを積み重ねる。
ミナデインではこんな風に定義しています。
これを頭に入れて
次からの話を聞いてください。
■隠されたリスクとは?
インスタ経由の新規客売上が14倍
これ自体は素晴らしいことで、マーケティングとしては大成功です。
こういう上手くいっている時は盲目になりがちですが、中身を見てみましょう。
例えば、次のような問いかけです。
「客層はズレすぎていないか?」
→ターゲットとしている客層が来ているか?
「インスタ経由の新規客はリピートしているか?」
→集客の第三段階、コミュニティ化までいかないと、本当の成功とは言えない。
「今までの常連さんが来続けているか?」
→忙しすぎて、常連さんの居心地が悪くなっていないか?
などなど
こちらがブランディング側からの視点で、これらは、長期的にお店を維持していくために大切な視点です。
これらは数字に表れません。
本当に大切なことは数字だけでは判断できません。
つまり
インスタ経由の新規客はお店の世界観に合っているか?
これを考えることが、「ブランディング」です。
常に冷静に客観的に、上記の問いかけをしていきましょう。
マーケッターのK氏の加入によるInstagramのノウハウと、
現場の商品開発、スピード感ある投稿、などの連携により、
instagramの成果につながります、もっとチーム力高めて、スピード感上げていきましょう。
インスタでトレンドをつくり、
たくさんの新規客を集め、
お客様に感動してもらってリピーターになってもらい、
何度も足を運んでもらいコミュニティ化して、
長年愛されるお店をお客様と一緒につくることにより、
僕らの目指すブランドになることができます。
ミナデイン社の皆様へ
平均年齢が若いミナデイン社ですが、
「若い会社だね」
という表面的な褒められ方ではなく、
「若いのにしっかりしてるね」と、
内面的、本質的な部分を、お客様から褒めてもらえるように、
姿勢、発言、行動など、
基礎からしっかり固めていきましょう。
それが「ブランディングファースト」です。