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「破墓 パミョ」


 先日チャン・ジェヒュン監督「サバハ」を配信で観たら面白かったので、同監督の新作「パミョ 破墓」も観てきました。
 墓を掘り返していいことなんてあるわけないだろうという嫌な予感は的中。次々と起こる富豪一族の死、それを解決しようとタッグを組んだムーダン(巫堂)の若い男女コンビと風水師と葬儀師のおじさんコンビ。「不可解な事件とシャーマン、家族の因縁」が揃った韓国ホラーにハズレなしと思っているので今回もワクワクしながら観ていたのですが、これで一件落着と思いきや予想外の展開に。日本と韓国の今も消えない戦争の記憶、監督が描きたかったのはむしろこちらなのでは?と日本人としてはいたたまれない気持ちに。墓を掘り返すというのは「戦争の歴史を忘れるな。忘れた頃に何度でも掘り返す」という意味にもとれるし、ホラーとは違ったなんとも言えない後味の悪さと申し訳なさが残りました。
 以前から韓国のシャーマン文化に興味はあったのですが、巫堂の二人が儀式の時に靴だけはコンバースやナイキだったり、普段はオシャレなジムでワークアウトに励む普通の若者として描かれていたのが良かったです。最初はお金目的だった若者とおじさんチームが次第に家族のようになっていくバディものとしても楽しめました。バイオレンスやグロいシーンも控えめなので、ホラー苦手な方もよかったらご覧ください。

ワダも相変わらず美味しい

 日曜日は映画の予定だったので、土曜日に期日前投票行ってビリヤニ食べてきました。カレーでは今年一番お気に入りの久我山「アミカル」です。いつも食べているものとはまた少し異なり、スパイス控えめの炊き込みご飯的なビリヤニにスパイシーなマトンサンバルの組み合わせが最高でした。ボリュームの割りにもたれないところも好きです。

ジンジャーチャイの器も可愛い
猫だらけでハッピー

 おまけは最近リリースされた「ねこあつめ2」。家にもおかゆ嬢がいるのに、ついゲームでも猫を欲してしまう猫おばさんがここにいるよ。今回はなぜか犬まで遊びに来て賑やか。犬にもご飯あげたい。
 あっという間に今年もあと2ヶ月を切りました。インフルエンザの予防接種は済ませたので、大掃除を早めに終わらせて12月はのんびり過ごせるようにしたいです。三連休はおかゆ嬢の通院もあるし、雨がひどくならないといいのですが。皆様も台風の影響を受けませんように。