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家探しは、人生の財産になる 20241218-1226凸凹日記


ちょっと嬉しかったり、悲しかったり、楽しかったり、悔しかったり、感動したり……日常生活で感じた、ちょっとした「心のでこぼこ」を日記のようにそっと残しておきたくて、凸凹日記という発信を始めました。

ありのままの言葉に飾りをつけたくないので、凸凹日記は基本推敲なしで発信します。


12月18日

10日ぶりのパーソナルジム。
今通っているところは定額通い放題のプランなので、なるべく時間をつくって通いたいのだが、どうも今月は足が重い。

引っ越しもあって今月末で退会することは事前に決まっていたので、最終月は頑張って追い込もうと思っていたのに、まったくこのざまである。

受験だったり研究だったりジムだったり、最初は調子よくこなすくせに、最後に尻すぼみしてしまう自分の甘さを来年はなんとかしたい。


12月19日

夫が珍しく定時で帰宅。
仕事終わりにぷらぷら本屋さんに行ってからカフェで読書をするという、私のひとり夜カフェ計画は持ち越しに。

代わりに夫と1時間くらい夜散歩をした。
横並びで顔を直接見ないからなのか、散歩中は、お互い本音をこぼしやすくなる。
自分の愚痴を聞いてもらうのもホッとするけれど、「そんなこと思ってたんだ」っていうような夫の本音とか愚痴とか弱音とかを聞けた時に、もっとホッとする自分がいることに気づく。それでまたホッとする。

心も体もほぐし合う時間は、定期的につくるべきだ。



12月20日

今日こそと思い立って、仕事を定時で終わらせ、お気に入りの本屋さんへダッシュ。
気になっていたエッセイ一冊と、おすすめされていた作家さんの小説一冊をお迎えした。

芥川賞作家の井戸川射子さんの短編小説。短編のタイトルに惹かれて思わず購入。


バスでの出会い、人間模様を綴ったエッセイ。私もバスに乗りたくなる。


その日・その時に心が求める本を手に取る。その瞬間に読むからこそ得られる気づきや感情は、この先の人生の大きなヒントになることもあるし、心の栄養につながることもある。

だから、本とじっくり向き合う時間はこれからも大切にしたい。



12月21日

少し早めのクリスマスディナー。

普段じゃなかなか行けないリッチなフルコースをいただく。
料理の種類もボリュームも味ももちろん満足だったが、それ以上に店員さんがみんな丁寧かつ愛想よかったので、さらに大満足。

まっすぐ帰ればいいものの、行きつけのバーに寄ってしまったので、夫婦共々しっかり仕上がったサタデーナイト。今年も酔っ払いクリスマスに乾杯。



12月22日

新居の鍵をもらった。

長さでいうと約1年弱、仲介会社の担当さんにはお世話になったから、今日で一旦最後になりますと言われて少し寂しくなった。

誠実で、感情のブレが少ない担当さんは、私たちよりも年下であるにも関わらず、どんな時も落ち着いて私たちの家探しをサポートしてくれた。
あれこれ物件を迷って何度も何度も内覧に付き合ってもらったり、ローンや予算の面で何度も試算してもらったり、何かと手間のかかる客だったと思う。
それでも一つひとつ丁寧に・かつ淡々と対応してくださり、最後は安心して気持ちよく今の物件を購入できた。

彼の仕事ぶりや姿勢は、その仲介会社に対する大きな信頼へと変わったし、そう思わせてくれる彼と出会えたことも、今回の家探しを通じて得た財産だと思っている。

お世話になりました。
今後の更なる活躍を、陰ながら応援しています。



12月23日

連日、新居に関する手続きや作業に追われたまま月曜を迎えたので、疲れがピークのまま仕事が始まった。
あまり記憶がない。はっきり残っているのは、全身の疲労感だけ。



12月24日

クリスマスイブだということに、Instagramのストーリーズにアップされた友人たちの投稿を見て気付かされた。それが22時の出来事。

明日は、ケーキくらいは食べたいな。



12月25日

仕事が終わってクリスマスっぽいご飯でも作ろうかと思い、いつもよりちょっと足を伸ばして大きめのスーパーへ。
スーパーに行く途中、彼氏らしき若い男性がジェラピケの大きな紙袋とケーキの袋を片手に、自転車を爆走していた。スーパーでは、大きな長靴に入ったお菓子を抱えているパパらしき男性や、骨付きチキンのお惣菜をぎこちなく手にとる年配の男性を見かけた。

みんなそれぞれのおうちで、それぞれのサンタを頑張っているんだろうなと思うと、自然とにやけたし、微笑ましかった。

我が家のサンタは、今日も残業。
早く仕事を切り上げてサンタ業に励む男性をたくさん見てしまったから、ケーキの一つくらいコンビニで買って帰ってよと言いたくもなったけれど、本人が一番大変だろうから、仕方ない。

ただ、クリスマス仕様の夕ご飯を見てもクリスマスだと気づいてくれなかったので、少し拗ねてやった。



12月26日

今日は入院中の祖父の90歳の誕生日。

症状がよくなることはおそらくないが、なんとかまだ意識がある状態で誕生日を迎えてくれてよかった。

誕生日、おめでとう。今日くらいは痛みや辛さが少ない1日でありますように。


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おかゆ
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