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[解答編]働くうえで必要なものってなんだろう?
キャリアカウンセラーのおかちんです。
今日はどんな一日でしたか?
昨日、みなさんに問題を出しました。
いかがでしたか?
自分の働き方やこれまでの職業人生をふりかえるきっかけになったのではないでしょうか?
今日は[解答編]としましたので、わたしなりの答えをお伝えいたします。
それはズバリ
『信頼』
です。
それも「信用」ではなく「信頼」です。
上司と部下、先輩と後輩、同僚、取引先・・・あらゆる人との関わりにおいて「信頼」があってこそ、仕事は成り立ちます。
例えば、
・時間通りに出社する
・頼んだ仕事を確実に終える
・働きを正しく評価して給与を支給してもらえる(する)
など、お互いの信頼があるから安心して働くことができます。
もし、
・時間を守らない
・頼みごとをやってもらえない(質が低い)
・評価が偏っている
という職場だったら、信頼は築けないでしょう。
そんな環境で働きたいとは思えないですよね。
最近では『AI採用』が導入されている企業も多くなってきました。しかし受験者側にとって、どこかに引っ掛かりを覚えるのではないでしょうか?
それは「AIを信用できないから」なんでしょうね。「機械に人のことがわかるのか?」という不信感が、気持ちの面でスッキリできないことの原因になっていると、わたしは捉えています。
では、信頼と信用は何が違うのでしょう?
【信頼】
信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。
【信用】
1 確かなものと信じて受け入れること。
2 それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価。
3 現在の給付に対して、後日にその反対給付を行うことを認めること。当事者間に設定される債権・債務の関係。
「信頼感」とは言いますが、「信用感」とは言いませんよね?
つまり、
「信頼は、気持ちの面で信じられること」
「信用は、言動や成果など客観的評価によって信じるに足ること」
と言えそうです。
わたしは、『信用の上に信頼がある』という感覚で捉えています。
仕事の成果によって信用を積み重ねたから、この人は信じられるという気持ちになってもらえるわけですね。
仕事を辞めたいと思うのはなぜでしょう?
給料が低いから?
仕事が多いから?
職場の人間関係に疲れたから?
どれも、「職場を信じられなくなった」ことが原因ですよね。つまり「信頼関係が崩れてしまった」わけです。
仕事がおもしろいと感じるのはなぜでしょう?
十分な給料をもらえているから?
やりたいことを仕事にできているから?
職場の人間関係がよいから?
どれも、「職場を信じられる」と感じるからですよね。それって「信頼感」そのものではないでしょうか。
「ここにいていいんだ」
「このやり方でいいんだ」
「自分らしくていいんだ」
信頼されていると感じるから、安心して働けます。
安心して働けるから、ありたい自分を思い描くことができます。
いまわたしが関わっている若い世代は、「やりがい」「生きがい」「働きがい」「自分らしさ」「人の役に立つ」といったキーワードに敏感です。
職場との信頼関係が十分にあって、自分を認めて受け入れてもらっていると感じるような「安心感」を求めています。
『企業は人なり』
まさにこの言葉の通り、現代は「人を大切にする企業」に注目が集まっています。
そんな素敵な職場をつくるのは、わたしたち一人ひとりのあり方にかかっているのではないでしょうか?
働くうえで必要なものは『信頼』である
わたしなりの答えをお伝えし、今日のnoteは閉じます。
明日も素敵な一日でありますように。