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愛しい自分に出会うために ~ナイトピアトレに参加して~

昨晩はナイトピアトレに参加。
久しぶりの参加者。
そしてショートバージョン。
顔なじみの中での学びに、ワクワクとドキドキが入り混じります。

キャリアカウンセリングとは?
自己概念・自己概念の成長とは?
経験代謝とは?

自らのこの場をつくり、ファシリテーションを行っているからこそ、参加することで伝えたいポイントの共通点と違いの双方を感じることができます。

今回、わたしの師匠がファシリを担当。
「何を学ぶ場なのか?」がひしひしと伝わってくる熱いレクチャーに心打たれました。

と同時に湧いてくるわたしの想い。
それは、
「愛しい自分に出会ってほしい」
というもの。


意図しない出来事から、本当はこうありたいと思う自分を覆い隠し、周囲から期待される役割や自分の身を守るために作り出した「役割としての自分」がいたことに気づかされます。

でも、いまその役割としての自分を否定したり脱ぎ捨ててしまうと、本当のありたい自分が傷つけられてしまうのではないか、と怖くなります。
そして、「これでいいんだ」「仕方ないんだ」と自分に言い聞かせて、役割を演じ続けようとします。

でも・・・苦しいですよね、自分に嘘をつくようで。
だからどこかでそんな自分をわかってほしい、認めてほしいという思いがあふれ出てきます。
時には涙として、時には怒りとして、時には作り笑いとして、自分の中の矛盾を相手に伝えたくなります。

CDA・キャリアカウンセラーは、相談者の心の内を真正面から受け止め、ともに経験を見つめ、ありたい自分を再確認するための関わりを担います。
それはまるで「愛しい自分に出会う」かのように・・・


キャリアカウンセリングは、環境の中でうまく生きて行くために作り出した役割としての自分と、心の奥底にいる本当はこうありたいという自分との統合を図ることだと、昨日の学びで再確認しました。

役割を演じることの本質は、相手の期待に応えたい、誰かの役に立ちたい、自分に必要された役割を全うしたいという思いにあります。
悪いことではないのですが、一方で本当はこうありたいと思っている自分を押さえつけて、時には嘘をついてまで演じようとすると、無理がかかって歪みが生まれます。
歪みが大きくなると、「本当にこれでいいのかな?」と迷いが生じます。心が揺らぎます。自分らしくあれないことに辛く苦しい思いを抱きます。

でも・・・どちらの自分も愛しい自分自身なんですよね。

だから、無理をしている自分を否定するのではなく、無理をしていたことを自ら認め受け入れてあげることで、ありたい自分をも一緒に抱きしめてあげる・・・そんな効果がキャリアカウンセリングにはあると感じています。


昨日はCDA・キャリアカウンセラーを務めましたが、心の中にあったのは2つ。

「相談者の揺らぎを恐れない、揺らぎから逃げない」
「聴き手として誠実であること」

これだけはわたしらしいカウンセリングとして譲れないという思いで臨みました。
結果がよかったのかどうかは、相談者自身の心の内にあるのでしょうが、少なくともご自身と向き合って考えていただくきっかけは掴んでいただいたように感じています。
そして、愛しい自分に出会っていただけた・・・のかな?


ここのところ書いてきたnoteにつながりが見て取れます。
わたしの中のありたい自分が現れているのかもしれないですね。




明日も佳き日でありますように

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