これまでと、これからと。
徒然なるままに、日暮らし、パソコンにむかいて、心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
久しぶりにnote書いてみよ〜〜って気分になったので徒然なるままに。
ここから先はオナニー(自己満)エッセイなので悪しからず。
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最近見たツイートから抜粋しました。(@glocaleducate)
三井物産の揚岩さんという方の話を就活中に何度か聞いたのですが、彼も同じようなことを言っていたことを思い出しました。MBA留学に行った時に自分より優秀な人がたくさんいて、そんな中で自己嫌悪に陥って。でも自分が優秀だと思っていた彼らとよくよく話してみると彼らにも彼らなりのいろんな悩みがあって。だから案外自分と変わんないんだなって開き直れたって言っていました。ちっぽけな自分からすれば雲の上の存在であった揚岩さんでもそんな風に思うんだって、衝撃的な出来事でした。
最近読んだコラムでも面白いなって思うのがあって。
以下、光浦靖子さん(東京外国語大学卒)の文春のインタビュー記事から一部抜粋。
この記事を受けて、マツコ・デラックスさんが自身の境遇と絡めながら述べた次の文。
これからのキャリアについて悩んでいた自分にとって、どこか重なる部分を感じ、すごく腑に落ちました。
自分が大切にしたい価値観ってなんだろう、
これからどんな風に生きていこうかなあ、
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先日、休学届を提出しました。今年の3月から本気を出した就活では結果的に日本の時価総額TOP5の企業含む内定を頂き、来年からは大手町の大きなビルの中で働く予定でした。安定という言葉がぴったりなくらいの年収、抜群の福利厚生、ホワイトな労働環境、主な勤務地は都内か海外、そんな企業でした。コロナによって、今では社員の8割がリモートワークで、週1回か2週間に1回の頻度で出社する社員が多いと内定者SNSで人事が答えていました。自分にとってはなにもかも理想的すぎる働き方でした。ステキな会社だと今でも思っています。でも、休学を決めました。一度手に入れた安定を捨て、茨の道を進む息子に両親は大反対していたけど、もう一度就活をやり直すことにしました。
ワクワクが半分、不安でもう半分。悩んで悩んで悩んで、20年間の人生の中で一番大きな決断を下しました。
「ナチュラルに生きてみよう」
そんな光浦靖子さんの言葉に、なんだか勇気づけられる気がして。
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小さい頃から、自分のやりたいことをやりたいようにやってきました。
「いつかやってみたい」の「いつか」は一生こない気がして、思いたったらすぐ行動するタイプでした。「いつかニューヨークのタイムズスクエアで年越ししたいな〜〜」って思った2ヶ月後には初めて1人で日本を飛び出してその夢を叶えた大学1年生冬。無謀だと揶揄され、バカにされ続けながら全国大会出場を本気で目指し、片道2時間を通い続けた高校時代。今では、小さい頃から憧れだったディズニーランドのキャストとして楽しく働いています。よく言えば怖いもの知らずで行動力がある、悪く言えば無責任で自己中です。そのせいで迷惑をかけてしまったなあって人も頭に浮かぶし、素直に反省しています。でも同時にそれが自分らしさでもあるような気もして。だからこそナチュラルに生きてみよう。
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大学入学後は人には絶対に言えないことも含めて(笑)国外にも度々足を運んでいろんな経験をしながら歩んできた4年間でした。鳥肌がブワッーて立つくらい感動したことも、就活を一時ストップして選考途中の企業全部辞退したくらいの辛かったことも全部ひっくるめて人生で一番濃い4年間だったことは間違いありません。そんな人生最後の学生としていれる期間の終わりが見えた時に、どこか怖くなりました。
転職が盛んになった時代とは言え、サラリーマンとしてキャリアを歩むと仮定した場合、人生で一度しか使えない新卒カードを使って入った会社によって、その後の人生が大きく方向付けられるのも、また事実な気がします。だからこそ就活を終えてから、自分の中でのモヤモヤがずっと消えませんでした。
このまま社会に出ていいのかな、
休学することは悩みに悩んだものの、これまでの人生で大事にしていた自分の価値観と照らし合わせた時に、ここで一年立ち止まってもいいんじゃないかという結論に至りました。就活における”成功”を「世間体ではなく、自分にとって納得がいく企業の内定を取れること」と定義した時、二度目の就活が成功するか、失敗するかはわからないけど。一度目の就活で得た満足感を超えられるかもわからないけど。いろんなリスクやシナリオを考えました。でも、仮に失敗しても、10年後、20年後という長い時間軸で人生を捉えた時に、自分にとってはそっちの方が後悔しない気がしました。大学4年間は少し短くて。
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『The Top Five Regrets of the Dying』(訳:死ぬ瞬間の5つの後悔)
長年、終末期医療に関わっていたオーストラリアの看護師さんが執筆した本のタイトルです。 死を目の前にした人の後悔は、大枠として「5つの後悔」にまとめられるとこの本では紹介されています。その根本の原因は自分の本心に向き合わなかったことにあるといいます。もっとも、一番多くの人が口にする後悔は、「もっと自分らしく生きればよかった」であったそうです。
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石原さとみさんの元カレ、前田祐二さんとも就活を通して何度か話を聞く機会があったのですが、彼は就活を「好きを見つける小旅行」とポップな言葉で表現していたことが印象的でした。
自分は何が好きで、どういう時に幸せを感じて、
これからどんな風に未来を紡いでいきたいのか。
仕事選びの方法として、①世の中的な需要から探すパターンと②自分の好きから探すパターンの2種類があると考えています。自分の興味より、今後伸びそうな業界、あるいは職種を重視して仕事を選んでいくやり方が①です。AIやブロックチェーン、DXなど今後伸びていく業界に身を置くことは、自分の市場価値を高める上でも有効だと言えると思います。一方で、例えば、「これからAIセクターが伸びる」などと、いわゆる外部環境や市場性のみを考えてAI関連の企業に就職したとしても、本人が幸せになれるとは限りません。市場や会社の成長と、働く当人の幸せは、必ずしも比例しないと考えるからです。①と②どちらがいいとか悪いとかではなく、どちらが自分にとってあっているかを過去の自分と照らし合わせながら考えた時に、自分は②のパターンで選んだ方が幸せになれると思いました。
②の一番突き抜けたタイプが堀江貴文さんだと思います。堀江さんは、好き・楽しい・夢中ということに突き動かされて、日々行動しているように思います。民間でロケット飛ばすのも、ホリエモン祭りを開催するのも、超おいしそうな和牛の店を西麻布にオープンさせるのも、目の前のワクワクすることにいつも敏感で、“好き”に対して誠実に向き合っている印象があります。堀江さんはYouTubeを毎日更新しているのですが、毎日毎日いる場所が違って(笑)、好きなことをとことん追いかけてるなーって。かっこいいなって純粋に思います。
珍しいタイプだとは思いますが、一度目の就活では、特に第一志望の業界とか、絶対にいきたい企業とかありませんでした。というよりは、見つけられなかったという表現の方が正しいかもしれません。どちらかと言えば①のパターンの就活で、内定先はまさにこれからの社会の新しい需要に応える会社だと認識しています。でも今になってようやくやりたいことがぼんやりと見えてきました。ちなみに現時点での第一志望(仮)は、ほとんどの人は会社名だけではわからない企業だと思います。
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キャリアについての有名な理論の1つにVSOPがあります。
簡単に説明すると以下のようになります。
メルカリ創業者、山田さんは「僕も20代は、US移住してみたり、飲食やろうとしてみたり、リノベビジネスやりたくていろいろ調べたり、いろいろ迷走しました。ザ・隣の芝は青い」とツイートしていたり
LINEの取締役、舛田さんは「20代はやりたいことなんて何もなかった。20代はとにかく自分へのリクエストに応え続けて自分が割と出来ること・得意なこと・評価高いこと、ずっとやり続けられることが何かをわかっていった。やりたいことに悩むより、とりあえず動き続けたほうがわかることはある」とつぶやいていたり。
学習に占める経験の割合は7割程度で、残り2割は人からの学び、最後の1割は知識だそうです。20代は戦略的にもがきながら、自分の人生は自分でおもしろく。30年後、40年後、かっこいいおじさんになれるように。
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拙い文章ながら、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。義務教育9年間、最後の担任から卒業するときに、「美しくなくていい、書くことを止めないで」って言われたことを、今もずっと忘れられません。
人として至らないところがまだまだたくさんある未熟者です。
考え方・行動が子供っぽい部分も自覚しているし、そんな自分が嫌いになる時もあります。
だからこそ、1人のオトナとして、オトコとして、魅力的な人になれるようにこれからも頑張り続けます。
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本当はあと1日だけ、休学するか、そのまま就職するか最後の最後に悩めます。どっちが正解とか、不正解とかはないと思います。でも、自分にとってこの決断は、どちらを選ぶかで今後の人生がガラッと変わるような、大きな意味を持つ気がしています。
何かアドバイス等あればどなたでもお気軽にメッセージして頂ければ幸いです。
ー Planned Happenstance Theory ー
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリアに関する考え方です。計画的偶発性理論と日本語訳されるこの理論では、個人のキャリアの8割は予測しない偶発的なことによって設計されるとしています。
だからこそ、これからもひょんな出来事を大事に。