愚痴を言いたくなったときの解決策。「なんだ！こうすれば良かったんだ！」
こんにちは、『あなたのサポーター』ライフシフトアドバイザー くにです。
あなたは仕事や職場に関する愚痴を誰かに言っていますか？
仕事や職場に対して何の不満もない、という人はなかなかいないと思います。しかし、誰かにその愚痴を聞いてもらうということは、相手にも自分が受けているストレスを与えてしまうことになるかもしれません。でも、愚痴を完全にため込んでしまうのもストレスのもとになってしまいますよね。
そこで今回は、愚痴を言いたくなった時にどう処理すれば良いのか、その方法をお話ししていきたいと思います。
なぜ愚痴を言ってはいけないのか
まず大前提として、愚痴や文句を言って得をすることは絶対にありません。なぜかというと、マイナスな言葉を発する人は、相手からもマイナスな印象しか持ってもらえないからです。
例えば、文句ばかり言う同僚がいたらどうでしょう。「ちょっと聞いてくれよ。この仕事さぁ、本当は○○が引き継ぐはずだったのに、忙しいから代わりにやってくれないかって押し付けてきたんだよ、どう思う？」とこんな風に愚痴を言ってきたらどうでしょう？
言っている本人はストレスを発散させているつもりなのかもしれませんが、聞いている方はそのマイナスな感情を受け止めなければいけません。そして、愚痴を言ってくる同僚に対して「なんでこいつは、ずっと愚痴を言い続けるんだろう？」「早く終わってくれないかなぁ」 という風に、相手の愚痴を聴くだけで疲れやストレスを感じるわけです。
ということは、もしあなたが誰かに愚痴を言っているとしたら、相手は同じようにあなたのことをマイナスに感じている可能性が高いということです。
愚痴を言ってしまう理由
１.嫉妬や妬み
何かしらの不平不満があった時は、それを誰かに愚痴や文句としていうことで発散させたくなりますよね。例えば、「自分の方が出来るはずなのに、なんであいつの方が給料が上なんだ」「自分の方が面白いのに、なんであの子が好かれるの？」など、自分と相手を比較して相手を羨むケースです。
２.自分に自信がない
自信があれば誰かと比較することもないし、比較することがなければ妬みの感情も湧いてこないんですよ。自信がないのは誰のせいでもなく自分自身の心の問題です。それを解決するには、自信をつけるための行動や努力もいります。それをせずに、人や環境のせいにして愚痴や文句を言うのは本末転倒だと思います。
３.習慣になっている
誰しも愚痴を言いたくなることはあります。そして、愚痴を言った直後はスッキリしたと思っていても、また同じような出来事があれば、その人は同じように愚痴を言うんですよ。もし聴き手がその愚痴に乗った場合は、さらに愚痴が強化されて、そのうち愚痴を言うことが習慣になってしまうんです。本人も、愚痴を言っても何も変わらないとわかっていても、習慣になってしまっているので、簡単にやめることができないんです。
4.人の悪いところばかり見てしまう
人の良いところよりも悪いところに目がいく人は、愚痴を言う傾向にあります。どんな人も欠点はあるし、失敗をすることだってあります。そういったちょっとしたミスに反応して、「自分はあんな失敗は絶対にしない」「自分ならそんなやり方はしない」と、自分が失敗したことは棚に上げておいて、相手を批判することで自分を正当化しようとする人がこれに当てはまります。
愚痴を言いたくなった時
では、悪口を言わないようにするにはどうすればいいのでしょうか？「人の悪口を言わない」「文句を言わない」「不平不満を言わない」その方が本当はいいとわかってはいるけど、つい愚痴ばかり言ってしまうのをやめたいと思っている方に、愚痴、文句、不平不満を言わないようにする方法をお伝えします。
１.ノートに書き出す
愚痴をノートに書く時には、誰かに見せるわけではないので、いま感じていることを素直に吐き出すようにしましょう。ノートに書き出すことのメリットは、自分の感情や思考が文字として残るので、後々冷静になった時にその時感じていた感情を振り返って確認することができるところにあります。
「ここは自分が間違っていたんじゃないか」「この時はこうすれば解決できたんじゃないか」など、客観的に分析することができるんです。それに、ノートに書き出すだけなら、誰にも迷惑をかけないし不快な思いをさせてしまう心配もありませんよね。
２.ストレスの発散方法を見つける
「愚痴を言うのをやめたい」と思っていても、日々のストレスを発散させるためについ愚痴を言いたくなってしまう人は多いと思います。そんな場合は、愚痴や文句を言う以外にストレスを発散させる方法を探してみてはどうでしょうか。
ボクは、お風呂が好きなので、疲れているなと感じる時は、家の近くの温泉にいって半日ゆっくりしたりします。あとはカラオケとかオススメです。今はスマホのアプリでカラオケもできたりするので、誰にも迷惑がかからないようにドライブをしながら歌うというのはどうでしょう。
スポーツや趣味など、簡単にできるストレスの発散方法を見つけると、気分をリフレッシュできるので、愚痴を言いたいと思うことは少なくなるはずです。
3.日頃からポジティブな言葉を使うようにする
誰と話す時でもポジティブな言葉で会話するように心がけてみましょう。人は、マイナスな言葉を使って会話をするということはとても簡単なことなんですよ。逆にプラスな言葉を使うのは常に意識する必要があるので、意外と難しいことなんです。
なので、いきなりは言えないと思うので、普段から訓練するということが必要になってきます。例えば、相手から何かをしてもらって、「すみません」「申し訳ないです」と言うのではなく、「ありがとう」「感謝してます」と言えば、受け取る側の印象も変わります。常にポジティブな言葉を使うように意識していれば、不思議と愚痴や文句が口から出ることはなくなるんですよ。
いかがだったでしょうか。
愚痴を言うと、その時は気持ちがスッキリしたような気になるかもしれませんが、また同じような出来事があれば、同じように愚痴を言うだろうし、聴かされる方はマイナスの感情を受け取るだけです。愚痴はあなたの成長を止めてしまう恐ろしい言葉です。
愚痴を言いたくなったら、ノートに書きだすことや、ストレスの発散方法を見つけるということは、日々忙しくしている皆さんにとって、いきなり続けるというのはハードルが高いかもしれません。なので、最後にお伝えした日頃からポジティブな言葉を使うようにするというのは、簡単で今すぐ誰でもできるし、本当に絶大な効果があります。
マイナスな言葉を言わないように気をつけることと、常にプラスの言葉を使うように心がけるだけで人生が好転するなんて、とても簡単でお得な方法だと思いませんか？ぜひ、意識して使うようにしてみてください。
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