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ボードゲームは玩具なのか?

 自作したボードゲームの知名度がどうすれば上がるかについて分析しています。

 ボードゲームは玩具売場に置いてあることが多いので玩具と捉えることが一般的かと思います。自作したボードゲームを玩具と捉えて分析したところ販売見込個数は50個で3、4年で1個も売れなくなるという予想でした。趣味で50個製作して完売したら終わりという選択もありましたが、せっかくなら時間をかけて知名度を上げていきたいと思い、別の角度からの分析を始めました。

 誰もが楽しめるゲームを競技と捉え、誰もが参加可能な公式戦を実行することで普及させてきたのがオセロです。その他、変わり種として教材と捉えることで成功した「キャッシュフロー」というボードゲームをご存知でしょうか。成功したという割にあまり知名度は高くないかと思います。「キャッシュフロー」という資産運用に関する教材でもある高額なボードゲームを売るためのパンフレット、カタログという位置付けで製作されたのが「金持ち父さん貧乏父さん」という世界的ベストセラーです。ボードゲームの販促として製作されたことから、他の堅いビジネス書と比較して、面白くてわかりやすいという差別化が図れていたのだと思います。

 「オセロ」や「キャッシュフロー」のようにボードゲームを玩具以外の定義で捉えることで、ボードゲームをただ売るだけでなく、その周辺での展開が可能になります。そこで自作したUNOZEROを様々な角度から分析し、最も知名度が高くなりそうな定義を割り出しました。その結果はUNOZEROを「知的格闘技のリング」と定義することでした。知的サッカーでもなく、不思議な結論ですが、何度考え直してもその定義で捉えることで将来的な知名度は最大となる予測になります。

 簡単に言うと、知的格闘技と捉えたUNOZERO公式戦を実行し、オセロ、将棋、囲碁、チェスといった有名ゲーム公式戦との差別化のために、興行としての発展を最も重視していきたいと考えています。

 ボードゲームUNOZERO公式戦を「知的格闘技」と定義した戦略の大きな方針がようやく固まりました。本日含め5週連続でUNOZERO公式戦に関する記事をあげて参ります。何故「知的格闘技」と捉え、長期的にどのような戦略を進めていくかについては5週目最後の記事で詳細を記載したいと思います。着実に実行していきますので長い目で見て頂ければと思います。

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