ボードゲームUNOZERO(ウノゼロ)の勝ち方② 〜ルール〜
1.UNOZERO(ウノゼロ)のルール。
1.先攻のプレイヤーはセンターサークル内の自陣に矢印、選手コマ、ボールコマを置きスタート。
2.次に後攻のプレイヤーが矢印と選手コマを置き、以降、交互に、新たな矢印を置くか、既に置いてある矢印の向きを変える。動かした矢印のうえに目印として選手コマを置く。
3.矢印がつながっている範囲でボールコマを動かすことができる(動かさなくても良い)。
4.矢印をつなぎ、相手ゴールまでボールコマを進めたプレイヤーの勝利。
5.禁止行為:相手が直前に動かした矢印(選手コマが置いてある)を動かしてはいけない、相対する向き(→←)で矢印を置いてはいけない、枠外へ向けて矢印を置いてはいけない。
下記動画を見て頂くとイメージしやすいかもしれないです。
2.ルールに関するQ&A
ゲームマーケットに出展し、試遊して頂いた際に多かった質問とその回答を記載します。
Q:選手コマとボールコマに関係はあるのか。
A:ありません。選手コマは直前に動かした矢印であることの目印の役割しかありません。矢印の上に自分や相手の選手コマが置いてあったとしても、それを無視して矢印がつながる範囲でボールコマを動かすことが可能です。
Q:ループし続けることはないか?
A:双方のプレイヤーは必ず既に置いてある矢印の向きを変えるか、新たに矢印を置く必要があるため、ループし続けることはありません。
Q:数分で勝負がついてしまわないか?
A:双方のプレイヤーのレベルがあがり、複雑な盤面になってくると最善手の模索に時間が必要となるため、相応のプレイ時間が必要となります。30分を目安としていますが、経験として1時間を超えたこともあります。
3.難易度が高くなる理由
ルール自体は難しくないですが、実際にプレイしてみると自由度が高く、収束性が低いという点が難易度を高めています。
例えば、スタート直後において後攻は55マス(黄色部分)が検討対象となり、どこに、どの向きで矢印を置くかを検討する必要があります。
後攻プレイヤーが下記黄色マスのように矢印を置いたとすると、先攻プレイヤーは相手が直前に矢印を置いた(動かした)黄色マス以外の55マス(青色部分)が検討対象となります。即ち、ゲームが続く限り、相手が直前に矢印を置いた(動かした)マス以外の55マスが常に検討対象となり、自由度が高いです。
ゴールを決めるには、「相対する向き(→←)で矢印を置いてはいけない、枠外へ向けて矢印を置いてはいけない」という禁止行為を利用し、相手の矢印の置く場所や向きを限定させ、ゴールまで矢印をつなげていく必要があります。最善手を選択し続け、相手のミスを誘発することが勝利の近道となりますので、何が最善手になるのかを事前に知っておくことで勝てる可能性が高まります。
不定期になりますが、次回以降の記事で自分の経験に基づく勝ち方を記載していきたいと思います。
引続きよろしくお願いします。