取り憑かれる、ガイスター
ボードゲーム売り場に行くと、魅力的な箱のデザインの誘惑に勝てず、つい手に取ってみたくなってしまう作品があります。自分にとってはガイスターというボードゲームがあてはまります。西洋のホラーテイストが気になり、箱を手に取ってしまったら最後、シンプルなルールと流線型のオバケのコンポーネントが気になって、気になって…。オバケに取り憑かれたかと思いました。
8つのオバケ駒の裏に、4つずつ赤と青の色がついています。相手の4つの青オバケを取る、自分の4つの赤オバケを相手に取らせる、自分の青オバケを脱出させるといった勝利条件があり、とてもシンプルです。アブストラクトゲームのような見た目ですが、戦略よりも心理的な駆け引きが重視されているという印象です。一回、5分くらいで終わります。
箱、ボード、コンポーネントのデザインが優れており、その世界観を楽しむためにふとプレイしたくなるボードゲームです。