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いつも「機嫌のいいお母さん」でいたくてお酒をやめた話
妊娠中、ワインが飲みたくて飲みたくて仕方がなかった私ですが、子どもが3歳になった今は、全くお酒を飲んでいません。
お酒を飲む楽しさよりも、お酒を飲まないことによる快適さの方がメリットが上回ってしまったからです。
今日は、お酒を飲まなくなってよかったことを書きたいと思います。
Step1.トイレトレーニングをきっかけに
私がお酒をだんだん飲まなくなった理由はいくつかあるのですが、その一つは子育てです。
子どもの乳離れ後、我慢していたお酒を飲めるうれしくて、水・金・土・日の夕食時は夫とビールを一杯飲みはじめました。
本当はおつまみをつまみながら食後に飲みたいですが、子どもの目の前でおつまみを食べると子どもが食べたがることが予想されたのでそれは我慢。
ほろ酔い程度に楽しんでいました。
しかし、子どものトイレトレーニングを始め、寝る前にトイレに連れていく、というタスクが追加されると、状況は変わりました。
トイレで用を足すことにまったく興味のない子どもを、寝る前にトイレに連れて行くのはとても大変です。
子どもも寝たくなかったり、または逆に眠かったりで機嫌が悪い時間帯なので、さらにそこにトイレに無理やり連れていかれることになるので、子どもは当然めちゃくちゃ抵抗します。
そうすると、機嫌の悪い子どもに対して、声を荒らげてしまう、というようなことが何度か起きてしまいました。
私はお酒を飲むと快活になるの一方で、怒りの沸点も下がってしまいます。
もともと平常時から、私は大きな音が苦手で、子どもの泣き声も例外ではありません。
そしてこういうとき、子どもはわざと大きい声で泣くので、お酒の力も手伝い私の怒りは増幅されてしまいます。
このままだと取り返しのつかないことになるかもしれないと思い、少なくとも子供を寝かしつけるまでは、お酒を飲むのは控えようと思うようになりました。
夕食中のビールはやめ、お酒は寝かしつけ後に嗜むことにしました。
Step2.脱・寝落ち
その後、フルタイム勤務と育児で手いっぱいで時間のやりくりに悩み、日々のルーティーンの見直しをする中で、ふと、寝かしつけの時に自分も一緒に寝てしまった方が効率がいいということに気づきました。
私は人一倍寝ることが大好きなのですが、大体子どもを寝かしつけると寝落ちをしてしまい、そこから起きるのが苦痛で苦痛でたまらなかったのです。
あるとき、とある子育てママのブログを見ていて、子どもと一緒に寝ることにすることで、寝落ちの罪悪感から解放された、という内容を見てこれだ!と思いました。
そこから自分のルーティンを見直し、子どもと一緒に寝て、朝早く起きて夜やっていたこと(当時は英語のシャドウイングでした)をする、ということにしました。
そうすると、「寝かせつけ後」というお酒を飲むタイミングを失ってしまいました。
ただこの時は、飲酒欲がなくなったわけではないので、休日昼寝をし損ねた子どもが普段よりも早く寝てしまった時などは、子どもが寝たのを見届けて、リビングに戻ってお酒を飲んだりしていました。
Step3.自分の時間ほしい病
しかし、そのうちに、お酒を飲むと疲れるということに気になり始めました。
というのも、普段抑圧されていると無意識に感じていたのか、夜いったんお酒を飲みだすと、とことん夜更かししてしまうのです。
よっぱらっているため、しょうもない深夜番組をいつまでもいつまでも見てしまいます。
一方で、その頃の私は、育児と仕事ばかりで自分の時間がないという閉塞感に、だんだんと苦しめられるようになっていました。
子どもが起きてくる前の朝イチは自分の時間なはずだったのに、休日は起きられない、しかも週末は日中はずっと育児で疲弊・・・。
また、夫の仕事が忙しくなり、夫の帰りが遅い日が続くようになり、平日はほぼ毎日ワンオペになってしまいました。
そうすると、とにかく疲労困憊で、睡眠の質をとにかく上げていかないともうこのままでは本格的に体調を崩してしまうという恐れもありました。
となると、お酒を飲んで睡眠の質を下げている場合ではありません。
質のいい睡眠をしっかりとり、休日も朝早くから活動する。
それが私にとっての幸せだ、と思うようになりました。
このように、いろいろな必要に迫られるなかで、段々と、お酒を飲むことによるデメリットが、私の中で存在感を増していきました。
番外.コロナ禍による会食自粛
私がお酒を飲まなくなったことには、コロナ禍も影響しているかと思います。
私の仕事は、人と会って情報を仕入れ、それをもとに物事を判断する、という側面があるので、コロナ前は比較的頻繁に会食がありました。
といっても私はそれほど多くはありませんでしたが、上司は年末の季節になると休肝日がほとんどないような状態でした。(年末でなくても家で毎日飲んでいるようなのでもともと休肝日はなさそうですが)
しかし、コロナでそれがほとんどなくなってしまいました。
ただ私にとって、これは大変ありがたかったです。
そもそも私は内向的な性格なので、お酒を一緒に飲んだからといって人と仲良くなれると思わないですし、規則正しい生活を望んでいるので、それが乱されるのがいやなのです。
このように、今の快適さを考えると飲食店で酒類の提供ができるようになっても、昔のような生活には戻りたくないなーというのが私の本音です。
それでもやっぱり、美味しそうなチーズなどお酒のアテになりそうなものを見ると、ワインを飲みたいなーとは思います。
温泉旅館の生ビールもとてもおいしそうです。
しかし、先日、夫がうれしそうにあけた、ふるさと納税の返礼品のクラフトビールを一口味見をさせてもらったのですが、その夜は眠りが浅くて途中で目が覚め、眠れなくなってしまいました。
お酒はやっぱり良くない・・・おそらく当分飲まないと思います。
今後、働き方の変化や子供の成長により、1人の時間がもう少し増えてくれば、気のおけない中の人との食事くらいはお酒を楽しんでもいいかなと思うんですが、今はこれがベストな状態なのだろうなぁと思います。
普段の生活で、時間がない、疲労困憊、と感じていらっしゃる方は、お酒を飲むことをやめてみる、お酒を減らしてみる、という方法も検討してみてはいかがでしょうか。
もしかしたらあなたの理想に一歩近づけるかもしれません。
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