個人開発のゲームは無料で公開するべきなのか?自分なりの意見をまとめてみました
前回の記事の続きです。
メモリリークの対応、及びシーンリセットの処理も上手くいき、リリースの目処が立ってきたのでそろそろ公開関連の記事をとのことで更新させていただきました。
「Super Kenji Run (ver.2.0.0)」はPC版とAndroid版両方リリース予定でPC版はSteamで公開させていただく予定だったのですが、例の知り合いが言うには無名ユーザーはSteamよりも「itch.io」というサイトの方がおススメらしく、知り合いもそこでゲームを公開した際にフリゲメインの実況ユーザーさんに紹介してもらったり海外の方にも遊んでもらったみたいです。
ちょうどこの記事を書いてる最中に覗きましたが、Appとかだと弾かれそうな作品も結構ありますが大丈夫なんでしょうか・・・(こんなげーむ作ってる自分が言える立場じゃないですが・・・笑)
ただ、自分自身Steamのようなインディーズゲームサイトに登録するのは初めてなのと、元々このゲーム自体スマホアプリ向けに作っているのもあって、リリース後も色々と四苦八苦しそうですね。
進捗はこの辺で、今回は個人で制作したゲームを次から次へと無料で公開し続けるのは果たして適切な判断なのかについてです。
そもそもゲームって本来は例え100円でもクオリティ相応の対価と引き換えにユーザー様に提供するのがこの業界の風習と言いますか、しきたりだと自分は思っておりますが、最近は小学生でも作れるくらい開発のハードルも下がっているので、これから更にフリーゲームが増産してくるのは間違いなく、企業側にとってライバルも増えてくると思います。
別に自分自身お金が欲しくてゲームを作ってるわけではなく、こんなげーむでもせっかく最後まで作り上げたので、やはりなるべく大勢の方に遊んでもらいたい気持ちの方が大きいです。
もしも対価を頂いて1人に遊んでもらうのなら無料で10人に遊んでもらう方を選ぶと思いますし、同じく自分のように好きで作ってらっしゃる方もそれは同じ意見なのではないでしょうか。
それでもお金をかけて開発されてる企業側にしてみれば、自分のようにただ遊んでほしいからという理由で何も考えずに無料ゲームを出してしまう行為は、飲食店で例えると大手のファミレス近くに露店を出してタダでご飯を提供してるイメージになってしまうんじゃないのかなとも思っているので、やはり自分が作りたいものを作るのではなく、今後はなるべく対価を頂くことも視野に入れつつ開発するのも大事なのではないかと思いました。
もちろん自分のゲームが世間にそれほど影響を与えるなんて微塵たりとも思ってませんが…今後も無料で高クオリティのゲームが世の中に出回り増え続けていくことによって、ユーザーがそちらに流れてしまうとゲーム市場衰退の原因にもなってしまうかもしれません。
ちょうどこの記事を書いてる最中に思い出したのですが、一時期マジコンが問題になってた時期があって、二十歳前後の時に付き合ってたとある知り合いの方の家にお邪魔した時にそこの子供さん(小学生くらいの子)がマジコンを使っていろんなゲームを不自由なく遊んでたのを思い出したのですが、自分はそういった不正なツールを使って好きなだけゲームを遊んで育った人はけっこういると思ってます。
他にも小さい頃からスマホの無料アプリを遊んで育った世代にとってもゲームは無料で遊ぶものと根付いてしまってるかもしれませんし、マジコン問題はさておき、まだまだソーシャルゲームもコンシューマーゲームと並んで最先端を走ってる以上、時代の流れに合わせて販売促進を行っていくべきなのかもしれません。
てな感じでまた話がそれましたが、知り合いに無料で出して良いのかと相談したら「個人がそんなこと気にしても仕方ないだろ」と嘲笑されてしまい、納得しましたが、他の開発者さんの意見も気になったので記事としてまとめさせていただきましたm(_ _)m
とりあえず、こんな記事を書いておきながらですが、元々iPhoneとAndroidで無料で公開していたものを今更有料で出したところで後出しにしかなりませんし(開発段階から事前にアナウンスしていたのならともかく)リリース直前での改定は信頼を失う行為でもあるため、PC版も無料で提供させていただくことにしました。
上記通りver.2.0.0のPC版は「itch.io」でリリース予定で、PC版のプラットフォーム処理とマニュアルの作成作業も残っており、完了次第リリースさせていただきたいと思いますのでもうしばらくお待ちください👍