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【🇯🇵 鳥取#3】境港の水木しげるロードは作品への愛が詰まっていた!
白兎神社を参拝して、すなば珈琲で一服した後は山陰本線に沿うように西へ車を走らせ、米子市を抜けてこの日の宿を押さえた境港へ移動します。天気が良ければ大山(神奈川県民は "おおやま" と読んでしまう)が綺麗に見えたはずだったのですが、あいにく分厚い雲に覆われていたので、拝むことができませんでした。
そうそう東郷湖あたりには「はわい温泉」があるんですよね。感じで「羽合」と書くそうで、東郷町,泊村と羽合町(はわいちょう)とが合併して生まれた町なのだそう。米子空港を超えて境港駅付近に到着するとそこはもう水木しげる先生の世界ですね。夜、街灯が少なかったら一人で歩くのが怖くなりそうなくらい妖気が漂っています(苦笑
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山陰自動車道を曇り空のなか快調に走っていると何やらハワイなる出口が(苦笑 そうそう、鳥取県には「はわい(羽合)温泉」があったんですよね。宇野海水浴場の並びはハワイ海水浴場というビーチもありました。他にも「ハワイ」にあやかった施設等がありそうですが、「道の駅はわい(はわいSA)」に立ち寄ります。
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山陰地方では牛骨ラーメンが有名と聞いていたのでシンプルなラーメンをオーダー。もう少しこってりしたものをイメージしていましたが、すっきりしていて、牛骨らしいしっかりしたコクもあってとても美味しかったです。
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車はホテルに停めて駅前まで歩いてきました。米子駅から分岐する境線の終点ですね。現在の駅舎は1995年に新築されたもので、大きな建物はみなとさかい交流館で、市内で最も大きな建築物です。観光案内所や旅行代理店、隠岐汽船の発券所などがあります。回転すし店もあったので、晩御飯はこちらでいただきました。
隠岐の島へのアクセスは境港、七類港になります。まだ訪れたことがない離島で行ってみたいと思ってはいるのですが、長崎の壱岐とごっちゃになってしまうことしばしば(汗 まだまだ修行が足りませんね。
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こちらは河童ですかね? 水木しげるロード内の妖怪広場にも「河童の泉」というのがあって、ゲゲゲの鬼太郎の主要キャラクター達がくつろいでいるのですが、河童の三平も水木先生の作品でしたね。
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ここからはゲゲゲの鬼太郎でお馴染みのキャラクター達のブロンズ像が続きます(汗
まずは「一反もめん」です。鹿児島県の大隅半島にある肝付町に伝えられるローカルな妖怪でもあるんだとか。一反は概ね12mぐらいなので、実際に一反の長さがあったらもっと大きな妖怪ですね(苦笑
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続いては鬼太郎と水木しげる先生。先生の肩には目玉おやじが乗っていますね。一昨年に生誕100年を迎えられたそうですね。2015年に93歳でお亡くなりになっていますが、その功績から紫綬褒章や旭日小綬章をはじめ数々の称号が送られています。
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砂かけばばあは奈良県や兵庫県、滋賀県などに伝わる妖怪らしいです。ばばあの正体はタヌキだとする説や、老婆だとする説などさまざまですね。各地域の神事においても伝承されているようですね。とても身近な妖怪のように感じます。
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子泣きじじいはその愛くるしさが個人的にはツボです(笑 赤ん坊のような泣き声でおびき寄せ、抱き着いたら身体を石に変化させ圧し潰す戦法は凄いのなぁ一言です。徳島県に児啼爺という伝説もあるようです。
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続いては目玉おやじです。茶碗のお風呂にはお金がたくさん投げ入れられていました。目玉おやじは鬼太郎の片目なんだと思っていましたが、漫画でも鬼太郎が「父さん」と呼んでいるように、鬼太郎の父親の目だったんですね。
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こちら、ただしくは「リモコン下駄」って言うんですね(汗 たしかに鬼太郎は脳波で操っていたようにも思う気がします。いろいろ調べるともっと特殊な機能があって、鬼太郎以外が履いた際にその相手を遠隔操作したり、壁や天井を貼りつくように歩いたり、虹を渡ることもできるんだとか。
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ぬりかべは相手の前に立ちはだかって通行を妨げる妖怪ですね。大きな身体に手足と可愛い眼が cute です(笑 身長は約3メートルとされているそうですが、ある程度自在に伸縮できるみたいで、数十メートルまで巨大かしたシーンもあったんだとか。ぬりかべは地域に類似した妖怪伝説はないみたいですね。
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ねずみ男も地域に類似した妖怪伝説はなさそうですが、大塚周夫さんの声がとても印象的でした。2015年にお亡くなりになっていますが、ご本人もねずみ男に共感する部分が多かったとコメントされているようですね。
私も正確的には似ている部分があるかもしれない…(苦笑
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境港駅前付近に戻ってきたら、水木しげる先生の顕彰碑がありました。その功績は計り知れないのですが、この石碑に刻まれた「なまけ者になりなさい」は先生の著書「水木さんの幸福論」で掲げられている「幸せになるための七カ条」のひとつですが、ご本人は仕事中毒(ワーカホリック)だったそう。
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
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境港駅を終着駅とするJR境線の車両にもゲゲゲ鬼太郎でお馴染みのキャラクターたちがラッピングされています。2両編成でしたが前後でベースとなる色も異なるので楽しいですね。
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子泣きじじいと砂かけばばあがフロントを飾るのも素晴らしい?チョイスだと個人的には思っております。この後は島根方面を観光する予定です。
せっかくですので動画も載せますね(笑
はわい温泉
日本にあるハワイ!鳥取県湯梨浜町「はわい温泉」でリゾート満喫 | 鳥取県 | トラベルjp 旅行ガイド (travel.co.jp)
境港駅
水木しげるロード
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