人の会話に割り込んできてしまう息子
小学生の息子。
私が夫や娘と会話をしている際中に
「ねえねえ!あのね…」
と会話に割り込んできてしまいます。
幼稚園の頃からこのような感じになり、
「人が話をしている途中にお話を始めたらだめだよ」
「お父さんとお母さんの話が終わってから、お話は始めてね」
と伝えますが
なかな上手く伝わりません。
家族の間であればまだよいのですが
学校など、外でこのようなことを繰り返ししてしまうと
お友達も気になってしまうのではないか?と不安になります。
そこで
人の会話に割り込んできてしまう子どもに対して
なぜ会話に割り込んできてしまうのか、その割り込みにどう対応すればいいのか、どのような接し方をしたらいいかを調べてみました。
1. なぜ子どもは会話に割り込んでくるのか?
子どもが他人の会話に割り込む理由はいくつか考えられます。まず一つは、「自分の意見や思いをすぐに伝えたい」という衝動です。
特に小さい子どもは、思いついたことをすぐに口にしたいという気持ちが強く、親の会話が続いていることを理解していなかったり、待つことができない場合が多いです。
もう一つの理由は、子どもが大人の会話に興味を持っているからです。
親が他の大人と話している時、自分がその会話の一部になりたい、注目されたいという気持ちが働くことがあります。
このような状況では、子どもが「自分もその場に参加している」と感じたいがために割り込んでしまうことがあるのです。
2. 割り込み行動にどう対処すれば良いか?
子どもの割り込み行動を解決するためには、忍耐と教えが必要です。以下の方法を試してみてください。
1. ルールを教える
まずは、子どもに「他の人が話している時は待つ」というルールを明確に伝えましょう。
例えば、「かあちゃんが話している時は、手を挙げて合図してね」や「終わったら順番に話そうね」といった形で、具体的な行動指針を教えることが大切です。
2. ポジティブな強化
子どもが割り込まずに待つことができた時には、しっかりと褒めてあげましょう。
「よく待てたね」「お話が終わるまで聞いてくれてありがとう」というポジティブな言葉をかけることで、子どもは自信を持つことができます。
3. シグナルを作る
親子で「話している時に静かに待つ」というサインや合図を作ることも効果的です。例えば、親が指で口元に「シー」のサインをするなど、視覚的なシグナルを使ってコミュニケーションを図ることで、子どもに言葉で叱る必要が減り、割り込みを防ぐことができます。
4. 理解する機会を作る
会話の途中で割り込むことが何故よくないのかを、子どもが理解できるように説明しましょう。
たとえば、「お友達が話している時に、あなたが突然話し出したらどう思う?」といった具合に、相手の立場に立って考える力を養っていくことが大切です。
3. 忍耐強く、しかし一貫した対応を心がける
親としては、時には子どもが割り込んできたことにイライラすることもあるでしょう。
しかし、叱責だけでは子どもはなかなか成長しません。
大切なのは、忍耐強く、一貫して対応することです。
子どもが徐々にルールを学び、順番を守ることができるようになるまで、根気よくサポートしてあげることが重要です。
まとめ
子どもが会話に割り込むことは、成長過程でよく見られる行動ですが適切な教育と忍耐を持って対処することで、少しずつ改善されていきます。
親子で一緒にルールを確認してポジティブなフィードバックを取り入れることで、子どものコミュニケーションスキルが育まれていくでしょう。
上記の内容を心がけて、息子と上手く付き合っていけたらと思います。