見出し画像

【東京・銀座】分からないから好きになる。中国発独立系書店「単向街書店」

「最近、やたら”中国”と触れ合う機会が多い」と
感じてるのは、おそらく私だけですよね……。

実は、思い切って10月に上海へ。
中国のアプリを入れたり、色々調べていたせいか
帰国しても中国のニュースが入りやすくなり…

その上、らんま1/2が新しく始まったり、
11月30日から中国の短期ビザ免除が再開…
(ここまで来るとあまり関係ない笑)

私のアンテナは現在中国を受信しまくり!

そして、
今朝届いたメールに、銀座の「単向街書店」記事が。
勝手に運命を感じてしまったので行ってきました!


中国・北京発「単向街書店」

「単向街書店」は、2006年に許知遠(きょちえん)さんが中国・北京で立ち上げた独立系の書店。

許さんは、中国・北京で作家や有名なドキュメンタリー番組の司会者などをされている著名人です。日本の村上龍さんを若くした感じでしょうか…実際、Chat GPTは池上彰さん、Perprexity AIは村上春樹さんとの回答。……分かるような分からないような…。

枠に当てはめられない方なのかもしれません。
当時教育系の書店が大多数だった中国で、独自のセンスで芸術分野を中心に取りそろえた「単向街書店」を開業。異彩を放ち、人々を惹きつけました。

現在は文化的複合施設へと事業を拡大していき、中国国内に8店舗へ展開しているそうです。

なお、海外での初進出が、この銀座店になります。

ハブとなるコミュニティ拠点

お店は、銀座の小道、すこし落ち着いた路地にあります。

シンプルな外観から、目立つ張り紙の数々。
毎週のように作家さんやアジア関連のイベントが行われ、人が集う場所になっています。

本棚の多くは中国語…

…かと思いきや日本語の本も入り混じってます。ぱっと見で分からないボーダレスな書棚も魅力のひとつ。

漢字を通じて本の雰囲気が感じ取れたりするので、表紙を眺めているのも好奇心がくすぐられます。

雰囲気は伝わる…中国語の数々

中国を知りたいと選んだ2冊

中国は馴染みがある海外という方も多いでしょう。
…私自身は知っている方だと思っていた一方で、今年久々に中国へ行き不思議な感覚がありました。

「知れば知るほど分からない」という恋心にも似た気持ちを解消するために、選んだ2冊がこちら。

劉セイラ|教えて劉老師
小野秀樹|中国人のこころ

結果、どちらの本も大変興味深く楽しい時間をくれて、さらに中国が分からなくなりました笑

ひとつ個人的に心に刺さったのが、中国には「自己人」という文化。身近な間柄では「私のものは君のもの、君のものは私のもの」という考えだそうです。

そのため、親しい人から謝謝(ありがとう)を言われることに逆に疎外感を感じてしまうという…。
(※人や環境にもより一概には言えませんが><。また中国語では謝謝言わないけど、英語・日本語では伝える方もいるのも興味深い。)

なんともいえない分かり合えなさ。でも、言葉にならないそうした背景が、もどかしくて、嫌いではない。ますます、沼ってしまいそうです。

心地よさは世界共通

中国と言えば、中華料理。
…ですがカフェメニューは中華料理ではなく、名物はカレー、ピザ、サンドイッチ笑。
時間もお昼を過ぎてしまったため、路線変更してバスクチーズケーキに!

酸味は少なくすーっとなめらか…おいしすぎる…まったりほころぶのに最適解でした。

セルフサービスでお冷の他に、お湯もあってひっそりと中国を感じてみたり。
とくに、寒い季節に本当にありがたいですよね。

中国出身のスタッフさんも朗らかで、スタイリッシュと居心地のよい空間が融合していました。

ただ偶然2階の展示がスパイスが効きまくり…笑

まとめ

銀座でアジアとつながれる場所。「単向街書店」では、当たり前を壊して、分かり合えなさが心地よく感じました。

中国がアンテナに引っかかりまくってない方にももちろんオススメなのでぜひを訪れてみてはいかがでしょうか。

※情報は執筆時点の内容です。詳細は公式HP等をご確認ください。
※許可を得て、撮影・掲載しています。

単向街書店
東京都中央区銀座1丁目6−1 銀座クレッセントビル 1-2F
銀座一丁目駅すぐ
時間|11:00-20:00
公式SNS|X(旧Twitter) , Instagram


おかえり旅行」では、明日行く満足度の高い旅行がコンセプト!関東発ふらっといける楽しい場所を紹介しています!
よろしければ、こちらも遊びに来てくださいね♬
https://okaeri-3.com/

いいなと思ったら応援しよう!

おかえり|読書旅・会社員ライター
応援したいなぁと思った施設・活動への募金に活用させていただきます^^