映画「キングダム」を観た。146分間、延々続く戦闘シーンに圧倒された夜。
今日も名古屋は38度という猛暑日。というか酷暑日(そんな言葉はない)。
そんな暑い日にもかかわらず、ここ最近には珍しく1日に予定が3つあった。
朝から母を習いごとの教室に送迎。
午後から来月の撮影打ち合わせ。
夜は映画「キングダム」を観てから夕食。
久し振りのハードスケジュールだったけど、充実して楽しい1日だった。
最近は予定をあまり入れないようにしていたけど、やっぱりある程度動いた方が気持ちにも身体にも良いような気がする。暑いけど。
ということで、映画「キングダム〜大将軍の帰還」を観てきました。
たまたまシリーズ最初の「キングダム」を友達と観に行ったのをきっかけに、毎回「続編公開されるって。いつにする?」と観に行ってます。
今作はシリーズ第4弾。
第1弾が2019年4月公開だったらしいから、もう5年も経ったのか。
年月が流れるのははやいなあ。
さて、ここから先はネタバレありのあれこれを。
手前に予告編置いておきます。
※一部敬称略にてお届けします。お許しください。
・とにかく疲れる戦闘シーンの連続
「キングダム」はとにかく戦闘シーンが多い。
個人的にはシリーズ2の「遥かなる大地へ」が一番ひどくて(言い方)、観終わった時にはもうへろへろ。
映画館の座席からまったく動いていないはずなのに、10kmを全力疾走したぐらいの疲労感で「ねえ、私、痩せてない?」と友達に聞いてしまったほど。
もちろんまったく痩せてはいなかった。
今回はどうだったかと言うと「2」と変わらないぐらいの疲労感だった。
ていうか上回ったかもしれない。
というのも今回、本編の長さがシリーズ史上一番長い146分。
その146分のほとんどが戦闘シーン。
そりゃ疲れるわ。
なにしろ、初っ端からめっちゃ戦う。
シリーズ3作目の「運命の炎」終わりで登場した、ラスボス感つよつよの吉川晃司相手に山崎賢人と仲間たちが戦う。
これが非常に長い。
みんなばったばったと倒れていくし、賢人も血を吐いて倒れるんだけど終わらない。
この時点でだいぶしんどい。
「よし!一旦休憩しよ!」って言いたくなるほどしんどい。
やっとのことでその戦いが終わっても、一夜明けたら本格的な戦争がはじまっちゃうから延々と戦闘シーンが続く。
賢人も相変わらずぼろぼろになるまで戦うし、今までは馬の上から「むふふ」というだけだった大沢たかおもめっちゃ戦う。
というか、今作は「大沢たかおが主役?」って思うぐらい戦う。
唯一ほっとできる時間は、宮廷で吉沢亮くんと高嶋兄が話すところと回想シーン。がんばってそこで心拍数と体の疲れを癒した。あとお茶を飲んだ。
それ以外は、ほぼほぼ戦闘シーン。
多分、146分中120分は戦ってたんじゃないだろうか。
映画が終わって電気が点いた瞬間、私と隣にいた友達と、さらにその隣にいた見知らぬ女性の3人で「疲れましたね」「多分痩せてる」「間違いない」と話すほどには疲労感すごかったです(笑)
インスタの公式アカウントで戦闘シーンのメイキングを見たのだけど、スピードがそのままなことに驚いた。
こんなに早く動けるなんてすごい…。
・おじさん二人の熱い戦い。
今回の見どころの一つはラスボス吉川晃司と、大将軍大沢たかおの一騎打ち。
愛する人を晃司に殺されたたかおが、その恨みを晴らすために戦うのだけど、このシーンの迫力がすごい。たかおの顔もすごいしアクションもすごい。
がしかし、これまた長い。
途中でふと「よく考えたら、おじさん同士の戦いよね…」なんて思ってしまったら「そういえば、このひとたち今いくつなんだろ。私よりは年上のはずなんだけど、めっちゃ動けるな。すごいな」と、全然違うこと考えてしまった。(多分、疲労からの逃避)
帰ってきて調べたら「吉川晃司 58歳、大沢たかお 56歳」だった。
まじか。すごいな。
なんと、大沢たかお氏は8年もずっと「王騎」をやっていたそうな。
そしてすっかり痩せて男前に戻ってるのもすごい。役者魂すご。
・回復力すごいよね
山崎賢人は血を吐いて倒れて意識を失って(吉川晃司が「気」で内臓を痛めつけたらしい。なにそれ)、起き上がることもできなかったはずなのに、一晩寝たら、三浦貴大くんを背負って山を降りてくるし、その日からがんがん走るし戦闘にも参加してた。
他の飛信隊メンバーも、すんごいボロボロだったはずなのに走ってるし戦ってた。
どんな回復力やねん。
って、ドラマや映画あるあるですよね。
・なかなか死なない王騎将軍
一騎打ちに敗れた、たかお王騎将軍。
お腹にぶっとい刀?鉾?が刺さったにもかかわらず、全然死なない。
山崎賢人が走らせる馬の背に乗って安全なところまで走り抜けて、みんなに囲まれて全員に言うこと全部言ってからかっこよく死んでいった。
感動するところなのかもしれないけど、さすがに長過ぎやしませんか…と思ってしまった。
これまたドラマや映画あるあるよね。
敵や雑魚キャラは、一瞬で死ぬんだけどね。
・デジャブ?
吉川晃司がラスボス感満載で登場した瞬間は「るろうに剣心?」ってなったし、小栗旬が馬に乗って登場した瞬間は「どっかで見たような…あ、『信長協奏曲だ!』」となった。勝手なデジャブ。
そういえば「るろうに剣心」も戦いの連続だったなあ。
やっぱり、原作が少年漫画だと戦いがメインになってしまうのかね。
https://youtu.be/R4OVccHq7x0?si=wrYH5tYHReLF4w0u
・名前が覚えられない問題
主人公の山崎賢人くんが「信(しん)」なのは覚えてるんだけど、飛信隊のひとたちの名前とか、将軍の名前が覚えられず苦戦。
いまこのページ(キャラクター紹介)を見て答え合わせしてる。
中国語の名前難しい。
にしても、どれもいい写真だなあ。
・みんなの顔面が美しい
主演の山崎賢人くんはじめ、吉沢亮くん、橋本環奈ちゃん、今回お久し振りの長澤まさみちゃんなどなど、顔面が麗しい人が多くて目が潤う。
大画面で美しいお顔をたくさん見られるのはいいものですね。
・あれこれ書いたけど結局のところは…
非常に疲れたけど、やっぱり面白かったです。
日本映画らしくないスケール感で「映画館で観る映画!」って感じがいいなと思います。
(最近多いドラマの映画化版は「テレビでよくない…?」なんて思ってしまうのよね)
できればもう少し吉沢亮くんの見どころが欲しかったけど、前作が彼の話メインだったから仕方ないかな。
今作はきれいにまとまったし「最終章」って書いてあったから終わりかなと思ったら、どうやらまだ続くそう。
次回の5作目では、坂口憲二氏が出るとかなんとか。
それはなかなか興味深し。
また疲れること必至だろうけど、公開されたら観に行きたいと思います。
次回は観る前に準備運動でもしようかな。
以上、「キングダム〜大将軍の帰還」の勝手なあれこれ感想でした。
次は何を観に行こうかな。