オールドレンズを手に入れた。カメラライフがまたひとつ楽しくなった。
いつだったか、友達が「オールドレンズ」を使っていると教えてくれた。
ピント合わせが手動になるけど、味のある写真が撮れるんだと楽しそうに話す様子に「楽しそうだなあ」と思ったし、その時撮ってくれた写真の色味が「良いなあ」と思った。
それから頭の隅に「オールドレンズ」が住みはじめたのだけど、まずはカメラが欲しい…ってことで、さらに隅に追いやられて小さくなっていた。
昨年末、やっとカメラを購入したタイミングで、今度はインスタあたりで「オールドレンズ」という文字を見かけるようになった。
オールドレンズねえ。
気になるけど、買ったばかりのカメラもレンズも使いこなせてないしねえ。
もうちょっとしたら、どこか中古屋さんとかメルカリでも探してみようかねえ。
そう思っていた。
ら、家にあった。
撮影の小道具で使えるような、古い小さいカメラってどこかになかったかなあ…と家探ししていたら、父が昔使っていたミノルタ製の一眼レフを発見。
そういやこんなのあったわねえ。
私も時々、撮らせてもらったりしてたなあ。
ピントが自動なんだけど、なかなかうまく合わなくて苦戦したっけ。
カメラ本体は一部劣化して破損していたけど、レンズは無事そう。
父に「これって、いつ頃買った?」と聞くと「30年ぐらい前かなあ」との答え。
多分、私が中高生の頃使っていたのでは?とのこと。
はて。
30年はオールドなのかしら。
よく分からないけど、レンズを拝借することにした。
とはいえ、私がいま使っているのはSONYの一眼レフ。
そのままではつけられないので、「レンズマウントアダプター」というものを間にかませる必要がある。
色々調べた結果、お値段などを考えてこちらを購入。
ドキドキしながら装着してみたら、できたできた。
SONYとミノルタの共演。
軽く見積もっても10年は眠っていたレンズが、ひさしぶりに日の当たる場所にでてきた。
なんだか、レンズもちょっと嬉しそう。
(気のせいかな)
早速撮ってみると、意外と綺麗に撮れてびっくり。
でも友達が話していた通り、ピント合わせがとても難しい。
けど、これはこれで味があっていいのかもしれない。
いきなり撮影現場に持参するのは怖いけど、遊びに行く時持って行って、ちょっと撮ってみよう。
カメラライフが、またひとつ楽しくなった。
調べてみたら、このミノルタカメラ「α-7000」は1985年発売だったそう。
37年もの。
しかも「未来技術遺産」に登録されてるらしい。
なんて貴重なカメラ!
そんなのが家にあるなんて、なんだか誇らしいよ。ありがとう、父。
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