衣替えの日に考える、制服の思い出と今の時代。
10月1日といえば衣替え。
学生時代、今日から冬物のセーラー服に変わった。
男子は半袖シャツから学ランへ。
たしか、9月末の1週間か2週間は、夏服でも冬服のどちらを着てもいい移行期間で、10月1日からは冬服だった。
あの頃はそれで良かったけど、今はどうなっているんだろう。
だって、今日の名古屋の最高気温は33度。
ブレザーの学校はジャケット脱いでシャツで過ごせばなんとかなるかもだけど、セーラー服は1枚でがっつり冬物だからどうにもできないもんね。
明らかな冬生地に裏地まで付いてた気がする。
想像するだけで暑そう…。一体どうするんだろう。
と思って調べたら、中日新聞さんの記事を発見。
そういえば、近隣の中学生はいつもみんなジャージ(半袖Tシャツにハーフパンツ)姿で登下校している。
稀に制服の子もいるけど、多分9割はジャージ。
「制服なんて、この数年しか着れないのにもったいないな…」と思っていたけど、ジャージなら暑くても大丈夫だから勝手がいいのか。なるほど。
電車で見かける高校生は制服を着てるけど、移行期間が長くなっているっぽい。そりゃそうだよね。暑いもんね。
そういえば、近年セーラー服と学ランの学校が減っていると聞いた。
男女が同じ制服を着られるように…という理由で、パンツスタイルが選べるブレザータイプに変わっていっているんだそう。
私の出身中学も昨年、セーラー服と学ランからブレザータイプになったらしい。
私は中学も高校もセーラー服だったので、ブレザーの学校に憧れたりもした。
だけど、ブレザーは大人になってからもスーツでお世話になるから、セーラー服でよかったなあと今は思う。あの6年間しか着られないから。
それに男子の学ランってのも、いいものだったなあと思う。
夏服の半袖シャツから、10月になって学ランに変わるのがちょっとウキウキしたものだ。
そういや、学ラン姿の子も随分と見かけなくなったなあ。
私たちが学生の頃持っていた革の学生鞄も、いつの間にかなくなっていたし、セーラー服も学ランも、なんなら制服という存在そのものも、だんだんと過去のものになっていくのかしら。淋しいわね。
そんなことを思う10月1日。
時代はどんどんと変わっていくのだなあ。