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映画感想文

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#映画レビュー

映画「キングダム」を観た。146分間、延々続く戦闘シーンに圧倒された夜。

今日も名古屋は38度という猛暑日。というか酷暑日(そんな言葉はない)。 そんな暑い日にもかかわらず、ここ最近には珍しく1日に予定が3つあった。 朝から母を習いごとの教室に送迎。 午後から来月の撮影打ち合わせ。 夜は映画「キングダム」を観てから夕食。 久し振りのハードスケジュールだったけど、充実して楽しい1日だった。 最近は予定をあまり入れないようにしていたけど、やっぱりある程度動いた方が気持ちにも身体にも良いような気がする。暑いけど。 ということで、映画「キングダム〜大

映画「歩けない僕らは」を観ました。

先日、Twitterで「落合モトキくんがなんだか気になる」とつぶやいたところ、『歩けない僕らは』という映画の公式アカウントさんから「いいね」された。 びっくりしつつ、映画を探したところ、AmazonPrimeVideoで見られることが判明した。しかも37分。さくっといける。 てことで、見てみた。 以下、感想。 ・ ・ ・ ・ ・ 新人の理学療法士である遥と、ある日突然左半身が動かなくなり、そのリハビリをする柘植の葛藤と成長の物語。 37分の中に、遥の日常が詰め込まれ

子供の頃、今の自分になりたいと思ってた?という問いが一番響いた1本。

Netflixに知らないタイトルを見つけた。 「この映画知らないなあ。何系?どんな感じ?」 そんな気持ちで再生ボタンを押した。 酔っ払った森山未來と知らないおじさんが、ゴミ置き場に突っ込むところから話は始まった。 2分ほどやりとりを見つめ「どうしようかな、このまま見続けるか止めようか…」と思った瞬間、画面にこんな文字が映し出された。 奇しくも、その1週間前に46歳になったばかりの私には刺さりすぎる1行だった。 ので、そのまま見ることにした。 Facebookの”知り合

正義を貫けるか、自分を守るか〜映画『新聞記者』

2020年に開催された第43回日本アカデミー賞で、「最優秀作品賞」「最優秀主演男優賞」「最優秀主演女優賞」を受賞した『新聞記者』。 恥ずかしながら、公開時にはこの映画の存在をまったく知らず、アカデミー賞受賞で知った。 「面白そうだなあ」と思いつつも、なんとなく内容が暗そうで手がつけられないまま時は過ぎ。 今日ちょっと時間が空いたので観てみた。 あらすじはこちら↓ 東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)は、送り主不明の「医療系大学の新設」に関する極秘文書を元に、許認可先

「年齢の壁ってなんなんだろう?」〜映画『あやしい彼女』 〜

先日ランチで、「最近、なに見た?」という話題に上がった『あやしい彼女』。 「面白かったよ〜」と言われたので、そのうち見ようと思っていたのだけれど、今朝たまたま見たアマゾンプライムの「見放題終了間近の映画」の中にこのタイトルを発見して「こりゃいかん」と慌てて見てみた。 コメディかと思ったけど、ちょっと違った。 意外に色々考えさせられたし、ちょっと感動して泣いた。 かんたんなあらすじはこちら↓ 可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容

【勝手にネタバレ感想】 映画「YESTERDAYイエスタデイ」

感想:なんだか優しい気分になれる映画。人生には、金や名声よりも大事なものがある。あと、ビートルズの歌って良いね。いまさらだけど。 * 「事故から目覚めたら、誰もビートルズを知らない世界だったら?」という映画。アマゾンプライムさんが「星が多い作品だよ」とおすすめしてくれたので見てみました。ひっさびさの洋画。 あらすじはこちら↓ 売れないシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)が、音楽で有名になる夢をあきらめた日。世界規模で起きた、12秒間の謎の大停電。真っ

【個人的感想】ちょっと今から仕事やめてくる

感想:それがたとえ懺悔だったとしても、人を救えるのは結局人なのだ。 あと、人は死ななければなんとかなる。本当にそうだと思う。人生いつからでもどこからでもやり直せる。生きてさえいれば。 まずは簡単にあらすじから。 ブラック企業で働く青山(工藤阿須加)は、ノルマ・長時間労働・上司のパワハラで精神的に追い詰められていた。疲労のあまり意識を失い電車にはねられそうになったところをヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男に助けられる。幼なじみだという彼に心当たりのない青山だが、ヤマモトに出会っ