101回目の(本気の)ダイエット:宣言
夏休みの冒頭、ドロシーに《101回目の(本気の)ダイエット》を宣言した。
私はダイエットのプロだ。プロの定義はここでは苦も無く繰り返せることを意味する。私は苦も無くダイエットを繰り返せる。
既にレコーディング・ダイエットは不要だ。ダイエットのプロなので、脳内にカロリー・スカウターが格納されており、食事を見るだけで概ねのカロリーは把握可能だ。
ただし、私には無限に食べられるという超人力がある。歳を重ね、だいぶ衰えたとはいえ、まだまだその能力は健在で、カレーが飲み物? 笑わせないでほしい。餃子が飲み物だ。
だから、《101回目の(本気の)ダイエット》のためには、この超人力を封印する必要がある。人は知っているのだろうか? 能力を封印するのはたやすいことではない。「能ある鷹は爪を隠す」と言われるのは、それが容易ではないからだ。力があればひけらかしてしまうのが人間だし、できないのにできない振りをするのは辛い。ましてや超人力は息を吸うがごとくだ。まさしく封印が必要なのだ。
ということで昼休み、超スロージョギングをした。《101回目の(本気の)ダイエット》宣言はお盆の頃だが、暑かったし、台風も来たし、まぁ、なかなかそうは簡単ではない。
そもそも人生も社会も慣性力というものがあって、いったん動き出したものは動き続けようとするし、止まっているものを動かすのも簡単ではない。しかも慣性力は質量が大きくなればなるほど強くなる。そういう自然の法則というものは無視しがたいのだ。
超スロージョギングのやり方は、基本的に《インターバルラン》で、もう何年もadidus runningというアプリの「ウォークから始めるランニング (5 km)」を、始めては止め、始めては止めと、繰り返している。
今回もリセットスタートだ。 リセットはいい。気持ちも新たに、また最初から。昼休み、近所の高麗川の辺りで超スロージョギングだ。
今日のメニューは、10分ウォーク+(1分スロージョギング+1分ウォーク)×5+5分ウォーク。まぁ、12分/kmだとスロージョギングとウォークの速度差はほほほぼゼロだ。それでいい。デブは一日にしてならず。逆もまた真なり。
ただ、気温はなんとか耐えられるレベルになったとはいえ、日差しがまだ強い。うーん、これでは現在のフレール・色白・デブが、日焼け・デブになる。偏見ではあるが、私の中では日焼けしたデブは飛べない豚よりも、さらに印象がわるい。《あなたの落としたのは金の斧、銀の斧?》 究極の選択かもしれない。
いずれにせよ、私はここに公に《101回目の(本気の)ダイエット》を宣言する。