「本当の贅沢」とはなにか
私はこの本が好きで今までに3回ほど読了している。読むたびに「あ、ついついこれをやってしまっていた」ということをまた正したり。例えば「食事中に他のことに気を散らさない」という「マダム・シック」の教えがある。ついつい食事をしながらYouTubeなど見てしまっていたのだけど、食事の時は食事だけに集中するとたしかに「心が整う感じ」がする。動画を見ないぶん、目線が愛犬にいったりしてアイコンタクトするぐらいの「少しの余裕」も生まれる。
この本に書かれているテーマはざっくり分けるとこんな感じ。全てが生活していくためには欠かせせないテーマになっている。
Part1「食事」と「エクササイズ」
Part2「ワードローブ」と「身だしなみ」
Part3「持ち物」と「マインド」
特に「食事」はマダムの家ではとても大切なものとされていて、毎晩家族がそろって夕食を食べる。本物の質の良い材料で作ること、食事中は目の前にある食事・家族との会話に集中すること。よくよく考えると食事を大切にすると、間食が減って健康的になるんだろうな〜と思うし、家族との会話も増えて家族仲も良くなりそうだし、そうすると「食事に全集中」はものすごい効果(経済的にも精神的にも)を持ってるよねと改めて気付かされた。私も将来、食事を大切にできるマダム(?)になりたい。
自分のファッションのテーマを一言で決めておくといいと書いてあり、私も考えてみた。「フレンチ・カジュアル」が理想的だなと思う。ただカジュアルなのではなく女性らしさも含んだカジュアルさが理想。Pinterestを見返すと保存していたファッションが見事にこんな感じだった。
ここで内面について書かれたけど、うん、やっぱりそうだよね。内面から溢れ出る輝きとか美しさを持っている女性っているよね。道のりは長いけれど、私もいろんな経験や勉強をしてそんな女性になりたい。(女性芸能人でいうと長澤まさみ様、二階堂ふみ様、MEGUMI様、、、♡)
私はミニマリストです!と言えるほどではないけれど、モノはなるべく増やしたくない人なので断捨離もこまめにしているほう。そしてさいきん、極限まで断捨離し終えたところでやっと色々な物事(勉強や自分磨き)に取り組めるようになった。それまでは中途半端に残っているモノが頭の隅に残っていて離れない、、みたいな状態で集中できないでいた。周りになにを置くかで、心もかなり変わることを実感してようやく自分自身に集中できるようになった。(気がしてる)
私はこの本の最後にまとめられている「マインド」の部分が一番大事な部分だと思う。「持っている物に満足する」「新しいことを学ぶ」「五感をフルに生かす」「ひとつのことに心を集中させる」などなど、、、フランス人女性の多くは、人生を豊かにするための本質をよくよく見定めている。「本当の贅沢」とは、物質的なものよりも「自分の心を満たすこと」だから。その為に日々好奇心を持ってパリの街に繰り出し、いろんな経験をして自分を内面的にも外見的にも成長させている。私も、時間がかかってもそんなふうに年々自分を磨いていきたいな〜と思う。
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