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【札幌食べる旅④】千秋庵があるとき〜!編

北海道は銘菓が豊富で羨ましいなぁと思っていた。関西に住んでいてもスーパーでマルセイバターサンドを買えることがあるし自分にとっても馴染み深いお菓子がいくつも思い浮かぶ。

それでも千秋庵のことを知ったのは今年に入ってからだった。夫が仕事で北海道に行き山親爺とノースマンをお土産に買ってきてくれたのがきっかけだった。そもそも夫はYUKIが山親爺のCMソングを歌っていると知ったのがきっかけだったそうだ。創業100年以上も経っている老舗メーカーなのに不覚にもぼんやりしていて知らなかったのだ。

山親爺は鮭をかついでスキーをする親子熊が描かれた缶に入った薄焼きの煎餅。素朴だけどバターの風味が強くて子どもみたいに牛乳と一緒に食べたいおやつ。一度ポリポリと食べ出すと手が止まらない。

ノースマンは紺・赤・白のノルディック柄がモダンなパッケージ。パイ生地の中にこし餡が入っている。パイ系はパサパサしがちだけれどしっとりやわらか。こういう和洋折衷なおやつが好きな自分にはたまらない。

この缶がまた可愛いんだなぁ。

かくして千秋庵の虜になった私たちは札幌で心ゆくまで千秋庵を楽しむという大きな目的を持って向かったのだった。

まずは新千歳空港内のショップへ。ここでは「生ノースマン」が食べられるということで到着後一目散でチェックしに行く。無事発見しさっそく買い食い。クリームがフレッシュであんことの組み合わせ最高。

上がノースマンにクリームが入った生ノースマン。下はかぼちゃ、栗。


もちろん市内の本店にも向かう。ここでの目的は「焼き立てノースマン」と「巴里銅鑼」。開店時間ぴったりに入店するという気合いの入りようだった。しばしお土産購入タイム(ふたりともカゴ一杯に買った)、いざ店内の飲食スペースへ。

本店限定の「焼立てノースマン」
オムレットにクリーム・あんこ・求肥がサンドされた「巴里銅羅」。季節のフレーバーは栗でした。
焼立てノースマンはパイがサクサクでパッケージされたノースマンとはまた異なる美味しさ。
手のひらいっぱいの大きさでボリュームがすごそうという印象だけど食べるとまったく重くない。オムレット生地がこれ以上ないくらいふんわり軽やか!
千秋庵本店で至福の時間を過ごすことができました。


家に帰った後もお楽しみは続きます。千秋庵本店で買って帰った大福パンあんバター。小ぶりなサイズだけど生地のもちもちと中のあんバターがたっぷりで食べ応えあり。どの商品をとってもそのお菓子にとって「ちょうど良いサイズ」になっていて計算され尽くされているのだなと感じる。

北海道の銘菓は数あれど、私にとっては「北海道に千秋庵あり」。試してない千秋庵のお菓子はまだまだたくさんあるから、また札幌に行かねばなのだ。

千秋庵への敬意を込めてノースマンキーホルダーと山親爺マスキングテープを持ち帰りました。


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