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追い込まれるほど、耐えるべき試練やとか思ってない?弱さを認められない人へ
こんにちは。お嬢です。
大きな壁にぶち当たったり、追い込まれた経験は誰にでもあると思う。
皆さんはそんな時、どう対処する?
自分の弱さを認めて、「逃げる」という選択は出来る?
私にはその選択肢が無かった。
今回は、その選択肢が無いとどうなるか、今つらい状況に追い込まれてる人のヒントになればと思う。
結論から言うと、
生き地獄を味わう
理由は簡単で、
自分にとって楽勝なところに居ると「これじゃ一人前の大人になられへん」って不安になって、苦しい思いをするところに自ら突っ込んでいくから。
早いうち、自分の心に素直になった方がいい。
詳しく話していく。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍び
いつの時代?って感じやねんけど、私はナチュラルにこれ思ってた。笑
そうせな一人前になられへんと思ってたし、負けを認めることが出来ひんかった。
もちろん、この考えに救われたこともある。
救われた①イジメ撃退
部活内いじめに遭った中学バド部。
親に「辞めたい」って言ってみたけど、理由も聞かず「あかん」言われて耐えるしかないところもあった。
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未来の自分への手紙
この試練は超えなあかん思て、「こっちがいつまでも黙ってる思て、お前らええ加減にせえよー」と撃退。顧問の先生にも文句言うて終了。
※イジメが酷くなる場合があるからオススメしやん❌
救われた②禁煙・断酒
いろんなテクニック的なところも駆使したけど、やっぱり「耐え忍ぶ」精神に救われたところも間違いなくある。
②は正直上手く使えたと思う。
①は確かに自信になったりはしたけど、今思えば、辞められへんくてもサボったらええやん?とは思う。
どっちにしろ、「逃げる」っていう選択肢が最初から頭に無い。
ここからは、その弊害について話していく。
そもそも「耐え難き」って、やりたくないことをやらなあかんわけやから、必然的に「自分の欠点の克服」みたいなことになってくる。
弊害❶精神を病んでも負けを認められない
20代の頃、何とは言わんがいろんな仕事をした。
人見知りで口下手な性格を直すために。
泣きながら吐きながら、とにかく出勤した。
今思えば、適応障害にでもなってたかもしらん。
でも精神科・心療内科にだけは絶対に行きたくなかった。
私の中でそれは負けを認めるのと同じやった。
弊害❷受け身になる
一見、頑固オヤジみたいな感じがすんねんけど、実は「耐え難き」って「与えられた試練に耐える」ってことやから、めっちゃ受け身になる。
耐え難い試練が待ち構えているだろう場所に、自ら突っ込んでいく感じ。
弊害❸弱さを認められなくなる
これは自分にも他人にも。
私はこの考えのせいで、人の痛みを(感じ取ってるけど)許せない人間になった。
世の中のいじめ問題も「確かにイジメた方が一番悪いけど、黙ってイジメられてる方もどうかと思う」って本気で思ってた。
弱さや甘えは、私には絶対認められへんかった。
弊害❹女性性を認められなくなる
これは弊害❸の派生やねんけど「女やからって甘ったれんな」っていう考えになっていくねんな。
彼氏もライバル視する。
まず恋愛感情を向けられた時点で、私の女性性を感じ取られたってことやから、もうその時点で蛙化。
友達の恋愛の悩みも、女の子同士でキャピキャピしてるのも、女性っぽいことは何も認められへんかった。
世の自称サバサバ女子は多分これ。
今はかなりマシになったと思うけど、弊害❹だけは地味にずっと効いてる。それでも昔よりマシかな。
で、この考えのままいくと職場なんかでは、段々お局化していくと思う。これはあくまでも予想。
この考え方は、日本には根深く残ってるのでは
お国の為に!みたいな時代はもうとっくの昔に終わってんねん。
世代が移り変わる毎に薄くはなってるけど、まだまだ残ってると思う。
自分の心に素直に従おう
「こうしなければいけない」は無い。
辛かったら逃げたら良い。
「逃げ」って立派な生存戦略やしな?
心が死ぬよりよっぽど逃げる方が良いと思う。
頭ごなしに「あかん」って何でも否定したら、子どもはこの先、上記のように生きづらさを抱えることになる。
子どもから「こうしたい」って要望があれば、理由を聞いてあげてほしい。