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【北海道観光】道の駅紹介vol.2 「サンフラワー北竜」/日本最大のひまわりの町
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札幌からおよそ120km。
浦臼を抜け、新十津川町、雨竜町の隣にあるのが「北竜町」です。
札幌から車で約2時間。
国道275号線を進んでいくと、丘一面に黄色いひまわりの花が咲き誇る「ひまわりの里」が見えてきます🌻
かつては何もない農村だった北竜町。
今や「ひまわりの町」として、誰もが知るメジャーな町となりましたね。
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●基本情報
(北海道開発局HPより)
(住所)
雨竜郡北竜町字板谷163番地2
(営業時間)
レストラン 11時〜14時半/17時〜20時
売店 8時〜21時
(定休日) 無休(11月に4日間定休あり)
(登録) 平成7年(1995年)1月
【登録番号17】
■POINT
国道275号沿いにある「サンフラワー北竜」は、
二頭の龍が守る門の中にそびえるオランダ風の建物というユニークな外観。
この駅は温泉保養センターと物産販売、宿泊研修施設を兼ねた施設です。
特に温泉は観光客ばかりではなく、地元はもちろん近隣市町村から温泉を楽しみにやってくるという人気ぶり。
目玉はもちろん「ひまわり」で、季節には駅の裏手に一面のひまわり畑が見えるほか、ひまわりグッズの販売やひまわり湯、ひまわりアイスなど、さまざまな「ひまわり」を満喫することができます。
圧巻!日本一の作付け面積を誇る「ひまわり畑」🌻!
浦臼の「道の駅 つるぬま」を訪問した後、そのまま国道275号線を北上。40分ほどで「ひまわりの里」に到着します🚗。
この先、1㎞ほど進むと「道の駅サンフラワー北竜」があるのですが、先にひまわり畑を見学します
( ´艸`)
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北竜町のひまわり畑は、日本一の広さを誇る、
約23ヘクタール。
なんとその広さは東京ドーム約5個分!
と言われても、よくわからないのですが
東京ディズニーランドの半分ほどの広さだそう!
なるほど💡 こりゃあ確かに広い🫢
ここに、約150万〜200万本のひまわりが植えられています。
見ごろは、8月上旬。
毎年7月末〜8月中旬に、町をあげて「ひまわりまつり」が開催されます。
なんとその来場者約30万人!!!
人口わずか2,000人弱の北竜町が、観光客で大いに賑わいます。
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北竜町のひまわり栽培が始まったのは、昭和55年(1980年)から。
その前年、昭和54年(1979年)に、当時の北竜農協の職員が、研修で訪れた旧ユーゴスラビアのベオグラード空港周辺に、一面に咲くひまわり畑に感動したことがキッカケで、農協婦人部の協力で町内でひまわり栽培が始まります。
こうして少しずつひまわりの栽培が広がっていき、50年以上経過した現在では「北竜町=ひまわりの町」として多くの人々に知られるようになっていたのです。
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「スーちゃん(田中好子)のひまわり」コーナー🌻
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「ひまわりの里」園内の一角に、元キャンディーズのメンバーで、平成23年(2011年)に、わずか55歳という若さで乳ガンで亡くなった「スーちゃん(女優田中好子)のひまわり」コーナーがあります。
北竜町を舞台に、スーちゃんが出演するドラマでもやったのかと思いきや、どうやら事情は違うよう😶。
実はスーちゃんは、亡くなる約1か月前の平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災に対し
「天国で、被災された方のお役に立ちたい」
との遺言を残していました。
そこでスーちゃんのご主人が「田中好子"いつもいっしょだよ"基金」を設立。
遺影を飾れる小さなモニュメントを1,000個作成し、被災者遺族に無償で提供したそう。
そのお礼に東日本大震災のご遺族の方から「みんなでひまわりを植えて、 ひまわりの花のように明るく笑顔になってください」と、たくさんのひまわりの種がスーちゃんのご主人にプレゼントされたそう。
それをキッカケに「ひまわりの花を咲かそうプロジェクト」がスタートしました。
今も「3.11」を忘れないよう、そして『ひまわりのように上を向いてがんばろう!』そんな想いを込め、復興支援の一環として、全国各地でひまわりの植栽活動が続けられています。
日本一を誇るひまわりの町「北竜町」でも、そんなスーちゃんが好きだった「ひまわり」を通じて様々な活動の輪が広がっていることに共感し、少しでも活動のお役に立てればとプロジェクトに参加。
「田中好子“いつも一緒だよ”基金」、そしてスーちゃんの義理の妹「夏目雅子ひまわり基金」を応援する一環として園内にコーナーを設けているのです。
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名物「ひまわりソフト」🍦
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北竜町の名物は
ひまわり油や北竜町のブランド米「ひまわりライス」、メロンやスイカなどですが
本日は、ひまわりの種を粉末加工して、ソフトクリームに練り込んだ
「ひまわりソフトクリーム🍦」をいただきました。
香ばしくて美味しいですね😋
詳しくは「食べログ」で紹介しています
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北竜町の道の駅には、ホテルや温泉も完備
「ひまわりの里」を北上した先にあるのが
「道の駅サンフラワー北竜」です。
平成7年(1995年)、北海道17番目の道の駅として登録されました。
オランダ風の建物の内部には、「天然温泉」や「ホテル」「レストラン」「物産販売所」などが完備されています。
時間がある時は、温泉で寛ぐというのもありかもしれませんね♨
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オランダ風の建物が目を惹く外観
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サンフラワーパークホテルが隣にあります
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道の駅に入ると、ひまわりの物産販売コーナーがあります
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建物内にある「北竜温泉」は朝6時から営業中
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のどかな田園風景を走る国道275号線
「北竜町」について
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「道の駅 」に掲示されていた案内より一部加筆して転記します。
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北竜町は
空知振興局の北西部に位置し、人口1,800人の農業を基幹産業とする町です。
明治26年(1893年)、千葉県埜原村(現印西市)出身の吉植庄一郎が率いる千葉の開拓団が、雨竜村のエタイベツ川下流の地に入植し、その地を和と名付け、開拓したことが北竜町の始まりです。
その後、明治32年(1899年)に雨竜村から分離。
雨竜村の北に位置することから「北竜村」として誕生しました。
北竜町の気候は、冬は積雪寒冷で積雪1.5mから1.8m程度であり、夏季は自然温暖な気候に恵まれ、水稲、畑作、に適しています。
その気候を利用し、稲作を基幹作物とした農業の町です。
稲作については、平成2年(1990年)に「国民の命と健康を守る安全な食糧生産のまち」を宣言し、低農薬、有機肥料等のクリーン農業により生産され、米は「ひまわりライス」の名でJAS規格を取得して販売されています。
また、果菜類やひまわりの作付けも盛んで、「北竜ひまわりメロン(北竜産龍の鈴)」「北竜ひまわりすいか(黄色小玉西瓜)」は、道内でも有数の生産地となっています。
昭和55年(1980年)より「ひまわり」をまちのシンボルに掲げ、健康・農業・観光・まちの誇りとして「ひまわり」によるまちづくりに取り組み、ひまわりの開花シーズンには30万人以上の観光客が訪れるようになっています。
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「ひまわり」で有名な北竜町も、意外な歴史を持つ町ですね。
「ひまわり畑」は実に圧巻🌻
温泉にも入りたかったな😅
また、キャンプもできるみたいですね⛺
札幌からも近いので、ドライブにも最適です🚙
「道の駅」巡りの参考になれば幸いです😺
●全道の道の駅を紹介中です
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それでは👋
【PHOTO GALLERY】
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(2022年8月12日訪問)
(2024年10月18日投稿)
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