【進学校向け】大学受験に成功するためにやってはいけないこと7選
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大学受験は、一貫校や進学校に通う生徒にとっても大きな試練である。私自身、中高一貫の進学校で過ごし、東京医科歯科大学医学部医学科に現役で合格した経験をもとに、多くの同級生や自分が陥りがちだった失敗を振り返りながら、大学受験を成功させるために避けるべき7つのポイントをまとめる。
1. 目標設定の不明確さ
進学校では、高い競争の中で日々勉強に取り組むが、明確な目標がないと何のために努力しているのか見失いやすい。医師になることを決めた自分自身も、目指す大学や将来のキャリアに対する具体的なビジョンを持つことでモチベーションを保つことができた。目標が明確であればあるほど、毎日の勉強に充実感を持たせることができる。
2. 計画を立てすぎる、または立てなさすぎる
進学校では「完璧な計画」が求められがちだが、過度に細かく計画を立てることは逆効果になることがある。計画が変わることも多いので、柔軟に対応できるようにすることが大切だ。一方で、全く計画を立てないと、無駄な時間を過ごしてしまう。目標に向けて適切な勉強スケジュールを組み、定期的に見直すことが必要だ。
3. 復習を軽視すること
進学校にいると、周囲に影響されて次々に新しい内容を学びたくなる。しかし、復習をおろそかにすると基礎が崩れる。私自身、復習を怠っていた時期には成績が停滞したが、復習を重視するようになってからは安定して成果を上げることができた。新しい知識と古い知識をバランスよく学ぶことが重要だ。
4. 自己満足に陥ること
模試や定期テストで良い結果が出た時に「もう大丈夫だ」と油断することは非常に危険だ。進学校では、他の生徒も日々成長しており、少しでも気を抜くと差がついてしまう。結果に満足せず、次の目標に向けて自分を常に高めることが成功の鍵となる。
5. 健康管理の怠り
受験期にはどうしても勉強時間を優先しがちだが、健康を損なうと勉強の質が大きく低下する。私も一時期睡眠を削って勉強していたが、結果として集中力が続かず効率が悪くなった経験がある。規則正しい生活を送り、適度な運動と栄養を取ることで、体調と学力をともに維持できる。
6. ストレス解消を怠ること
進学校の環境では常に競争の中にいるため、ストレスがたまりやすい。私自身も、受験期のプレッシャーでメンタルが不安定になった時期があったが、適度な息抜きや趣味の時間を持つことでバランスを取ることができた。ストレスを管理することも、受験における重要な要素だ。
7. 他人と比較しないこと
進学校では、どうしても他人と成績や進捗を比較してしまうが、これは大きなモチベーションとなる。他人の進捗を気にするだけで、合格してしまう事もある。周りを意識しながら、着実に勉強を続けることが成功に繋がる。大学受験は、進学校に通っているからこそ、周囲に流され、文部科学省の規定より1年早いペースで気楽に努力することが求められる。これらのポイントを意識して取り組むことで、受験成功への道が開かれるだろう。
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