育休復帰直後は「地獄」。2人育児と仕事の両立2年目のリアル!【ワーママinterview📒】
こんばんは。
ママと子どものキャリサポおじまです。
ママのリアルなお声を届けて、
ちょっとでも想像できて、
【 解像度があがる 】と、
「自分はどうしようか」
を考えるきっかけになると思います。
ぜひ読んでみてくださいね。
2人目育休~復職まで
【質問】1回目の育休との違いはありましたか?
Sさん:1人目かどうかよりも、私の場合は
コロナ禍かコロナ禍でないかの違いが大きかったかなと思います。
1人目(長女の育休)の時は“休み”という感覚がありました。
あまり時間を気にせずに、長女を連れてお出かけもしていました。
2人目の育休のときは、コロナの影響で育休中の方はできるだけ在宅保育をお願いしますと言われていました。
もちろん協力はしていましたが、ずっと赤ちゃんともう一人小さな娘と一日中過ごすのは私の心身の健康面でもよくないし、長女も園での生活が必要と考え、週2回程度は登園をさせるようにしていました。
ですが、育休中は基本的に保育園に預けられるのは「16時まで」だったので、物理的に移動できる範囲も限られてきますし、
保育園に預けた日もあっという間にお迎えの時間、という感覚でした。
次女をお昼寝をさせて、起きたらすぐにお迎えにいく、という感じ。
【質問】2回目の育休、やりたかったことはやれましたか?
Sさん:お金の整理はやりたいなと思っていたのでやれました!
Instagramでファイナンシャルプランナーさんを探して面談してお話しを聴いてもらうことができました。
また、講座やメインのクレジットカード等もポイントの還元率を考えて切り替えをしたり。いつも忙しいと後回しになってしまうので、そこはできてよかったなと思っています。
Sさん:あとは、趣味の手芸をたくさんやりました。娘たちのお洋服を作ったり、人にプレゼントするのも好きなので。
友人と話すのも好きなので感染に気をつけながらランチにでかけたこともあります。外出するのが難しくても、仲の良い友人(同時期に育休中)とオンラインで3時間近く話すこともありました。
【質問】逆にできなかったな、ということはありますか?
Sさん:病児保育の登録には手が回りませんでした。
やったほうがいいな、とは思っていたのですが、
私の両親や兄弟が比較的近くに住んでいることもあり、現状はいざというときに手を借りられる状況です。
とても助かっているのですが、今後娘たちの状況をみてまた検討していきたいと思っています。
【質問】育休中にパートナーの方と、復職後についてお話しはできていましたか?
Sさん:急な発熱などで早退や休みが発生した場合はどちらがどういう風に休むか、などは話し合いで決めていました。
ですが、「日常のこと」に関しては話しておくのが難しかったです。
学校教員は4月の頭から「すぐに仕事開始!」という感じで、慣らし保育がほとんどできません。その期間にパパママも少しずつリズムに慣れるといいと思うのですがそれがができないので…
【質問】育休復帰直後はどうでしたか?
Sさん:私=ママだけが把握しているタスクが多く、「夏休みまではパパには任せられない」と必死でしたね。負担が全部私に来ていた。
特に朝の保育園への送迎がとても大変でした。保育園の仕組みもあると思うのですが、次女を抱えた状態で長女を預ける、園も2階と1階に分かれていて子どもを抱っこして大量の荷物を持って階段を上り下り。なんとか終えて職場につく頃には本当に一仕事終えた感覚でちょっと疲れてしまっていました。
教員が忙しい4~6月の時期とも重なり、本当に辛い時期でした。
正直地獄でしたね。でも育児の分担をする時間がなかったんです。
【質問】夏休み以降はどうなりましたか?
Sさん:子どもたちが夏休みに入るタイミングで、少し私たちも仕事の余裕ができてきたので、パパと一緒に4人で登園をするようにしました。
やり方を見てもらいながら、覚えてもらいました。
パパも「自分ができればママは助かる、役に立つ!」とわかって嬉しかったのか、その後保育園の送迎なども積極的に関わってくれるようになりました。4人で朝登園できる日も増えていきました。
徐々にペースがつかめるようになって、地獄から脱出しました(笑)
【質問】育休復帰2年目の今はどうでしょうか?
Sさん:落ち着きました。だいぶ楽になりました。
私:どうして落ち着いたのでしょうか?
Sさん:まずは仕事の面があるかと思っています。
復職してから2年目ということと、担任をする学年が2年連続で同じ学年だったこともありカリキュラムも同じ。仕事に余裕をもって向き合えるようになりました。
そして、もう一つは
【 家族みんながちょっとずつ成長した 】
から余裕が出たのかなと思っています。
私も、パパも、長女も次女も、みんな。
上の子も今年5歳、すっかりお姉さんになって、
次女のお世話も自然としてくれることが増えました。
朝の登園時間などは気づいたら妹の靴下を履かせてくれていたり、雨の日も長靴を出してレインコートを着せてくれていたりと本当に助かっています。
下の子は今年3歳。言葉が通じるようになったことが大きいです。
また次女は、昨年は「ママとじゃないと寝れない」状態で夜も確実に私が寝かしつけをしなければならなかったのですが、最近ではパパとも寝れるようになりました。
パパも、それを機に娘たち二人を寝かしつけしてくれることも増えて、私は夜の家事を終えたら、ふと「自分時間」ができていることも多く助かっています。
【質問】そのほか、家事・育児など「時間の工夫」はありますか?
Sさん:朝時間を活用するようになりました!教員の朝は早いので、
私は4時に起きています。進められる仕事を進めています。
夫が同じ仕事ということもあり(笑)、私が仕事をしているのを夫に見られるのがあまり好きではなく‥。また仕事について話していたら仕事が進まず時間が経っていることも少なくなかったので、夫と子どもたちが寝ている間に仕事を進めてみたらスムーズ。
当分は、朝時間を活用しようと思っています。
もし、もう一度育休があるなら?
Sさん:もしもう一度出産して、育休が取れたとしたら…自分のケアを優先してしますね。
今回2回目の育休はコロナ禍ということもあり、あまり「休む」という感覚はなかった。時間もなかった。
気づいたら、骨盤を締めるのにかなり時間がかかってしまったんですよね。もし次があるなら、自分の体をちゃんと労わってあげたいなと思います。
預けられる場所に預けつつ、整体やジムとかも行きたいなと。
あとは、本を読みたいなと。活字があまり得意ではないのですが、まとまった時間をとって、良本を一冊読めたときに「読めてよかった」という達成感があったり、あとは自分が素敵だなと思う周囲の人は、だいたい本を読んでいるなと思うので。私も読めたらいいなと思っています。
普段から読めたらいいのですが、仕事との両立でまとまった時間がないと優先度が下がってしまうな…と。
それから「家族会議」は必要かなと。
今回の復職のときに地獄だったのもありますし、子どもが3人になったらパパとの協力が必要不可欠かと思うので。日々会議、できるように仕組みづくりしたいです。
Sさん、インタビューご協力ありがとうございました!
今育休中の方、復職直後の方にも参考になれば幸いです。
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