休日の雨の日に食べる、袋ラーメンは格別に美味しい 〜デザートにはトーストを添えて〜
休日の雨の日。
暑くも無く、寒過ぎる事も無い、少し肌寒い雨の日。
家から出る用事がある日に、雨が降ると確かに少し億劫になる。けれども、何もない、家から出なくて良い日の休日に、雨が降るのはそれなりに好きだ。いや、それなり、というよりも、かなり好き。
雨が降り止んだ日の夜の道路は(田舎という事もあって)、その濡れた地面に等間隔に置かれた街灯の明かりが反射され、それが静かにきらきらと輝いていて、労働で疲れていても、その光景を目にすると「なんだか綺麗で、落ち着くな…」と思い、安心する。
労働がない日の昼間に、空気の入れ替えと共に窓を開けると、『ゲコゲコゲコ!!!』と割と近い距離で元気にカエルが鳴いていて、元気だな〜と思い、少し笑顔になる。
少し肌寒い今日は袋麺でも食べようかな、と、今日のお昼ご飯は某テレビ番組で紹介していた袋麺の簡単アレンジに決めた。
定番の、某『みそラーメン』の袋麺に、シーチキンと焼肉のタレとコチュジャン(豆板醤?)を入れるだけの簡単アレンジだった。材料は偶然にも全て買ってあったので、作る事にした。
普通に袋麺を作る手間とほぼ変わり無くて、想像以上にあっという間に完成する。洗い物もツナ缶をゆすぐ程度だし、いいな〜と思いながらツナ缶を軽くゆすいでいると、完成していた。
器に盛り付ける手間を省き、鍋じきを机にセットする。そして先ほどまで火にかけていた鍋を、そのまま鍋ごと食卓にドン!と置けば完成だ。(そんなに勢いよく机に置くと汁が溢れてしまうので、注意が必要。というか、静かに置いた方が当たり前に良いし本当は私も普通に静かに置きました。)
テレビ番組だったり、某呟きのSNSで発信されているアレンジレシピは、当たり前だが発信する側が「これはちょっと微妙ですね〜 (笑) 」とか言ってしまうとそれが成り立たなくなってしまうので例えそれが若干微妙であっても「いいですね〜!!!」と過剰に盛っている可能性があるので鵜呑みにしてはいけない…と思いながらも何回かそういったレシピを試してはいるが、やはり美味しいモノと、(…ちょっとコレは過剰表現に乗せられたな…。普通に食べた方が美味しい。(個人の感想))という時がある。果たして、今回はどちらなのか…と少しワクワクする。このワクワクも、多分、美味しく感じる要因の一つなんだろうな…とどうでもいい事を思いながら、私はラーメンを啜った。
結論から言うと、今回のこの袋麺アレンジレシピは自分が想像していた以上に美味しく、恐らく、ラーメンを作った時間と同様の3分程度で完食した。いや、もしかしたらもっと早かったかも知れないな…とも思いましたがあんまり書くとコレも過剰表現になり兼ねないので、ここら辺でやめておきますね。
でも本当に美味しかったです…それに簡単だったし、また作ろうかな〜!とも思いましたが、焼肉のタレと袋麺が切れたので、次は材料が揃った冬の寒い日に作りたいなと思いました。(急な感想文)
あっという間に作り終え、そしてあっという間に完食してしまったので、ちょっと物足りないな…と思っていたら、特売で買い置きしていた4枚切りの食パンが…!
という事で、4枚切りの食パンを半分に切って、トーストでいい感じにこんがりと焼く。
焼き色がついた、その温かいトーストにバターソフトを簡単にさっと塗って、可愛い赤と白のチェック柄のフタがしてある、小瓶に入った『オレンジ・ハチミツ』をスプーンで垂らす。
オレンジとハチミツだなんて…そんな…相性抜群に決まってるじゃん……!と思いながら、サックリとしたその食パンに齧りついた。
4枚切りの食パンは、普段食べる6枚切りよりも分厚いので、その分、サクッとした食感と同時に、ふんわりとした食感がする。それが美味しさの一つになって、齧り付くだけで既に美味しく感じてしまう。齧りつくと、ハチミツの中にほんのりと柑橘系を感じて、甘いのにしつこく感じないそれは、デザートにもってこいの味で、心の中で (美味しい〜〜!)と言いながら食べた。
トーストも完食して、最後に、朝に残しておいた、ミルクたっぷりの冷えたコーヒーを飲んだ。
飲みながら、(雨の日はテンションが上がるので、お気に入りのTシャツで過ごすのですが)次回からはちゃんと、ラーメンを食べる時には飛び散る可能性を考慮しておかないとな…と思いながら、コーヒーを飲み干して、休日のお昼の、至福の一時を終えた。
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