ホットヨガ
体の柔軟性が高まれば、健康にも美容にもいいことばかりと聞くけど、実際のところはどうなんでしょう、、。(20代女性)
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「ヨガ」とはサンスクリット語で「つながり」を意味しています。
心と体、魂が繋がっている状態のことを表します。呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得るものです。
具体的には「調和」「統一」「バランス」を意味し、体・心・呼吸・食べ物など、あらゆるカテゴリーと関係しています。
ヨガをすることによる効果
*肺活量と呼吸量の著しい増大
*体重減少と肥満解消
*ストレスに対する抵抗力増加
*コレステロールと血糖値の低下
*慢性的で再発を繰り返す腰痛の改善
ヨガをすることで柔軟性が高まるということは知っていましたが、他にもたくさんの効果が期待できるのですね☆
認定NPO法人 日本ヨガ連盟のホームページには、
*筋力がない、運動が苦手
*冷えやだるさ、肩こり、むくみなどを改善したい
*病院に行くほどではないけれど不快な症状に悩んでいる
*女性特有の不快症状などの緩和
*多忙でストレスフルな人
*自分を見つめ直す時間が欲しい
*リラックスしたい
*自然との結びつきを感じたい
このような人にオススメとの記載があります。
デトックス効果の高いホットヨガと筋肉量を増やすヨガ
「ホットヨガ」は、身体を動かしながら精神を養う伝統的な「ハタヨガ」から派生したヨガのひとつです。
ホットヨガは室温38~40℃、湿度55~65%程度の環境の中でヨガのポーズをとり、大量の汗をかくので、1時間につき約1リットル以上の水分補給を要します。
キレイな水を身体に与えると、代謝が良くなりさらに発汗量が増えます。そして、血の巡りも良くなり、それまで滞っていた部分にもキレイな血液が流れ、老廃物が押し流されるため、デトックス効果が高まります。
一方、ヨガは室温や湿度の特別な調節をしていない自然な環境の中でヨガを行います。深い呼吸をすることによって、高い集中力を得ることができ、身体を動かしながら心のバランスを保ち、強い精神を養います。
瞑想を重視したヨガでは、身体の動きが少ないために汗をかくことはほとんどありませんが、適度な室温の中ではより多くのヨガのポーズをとることができるので、筋力が上がり筋肉量が増える傾向があります。
種類の異なるリラクゼーション効果! ホットヨガとヨガの違い
ホットヨガは身体が温まり汗をかくことによって、リラクゼーション効果を発揮します。身体が温まることで過敏になっていた神経が休まり、体内に溜まっていた老廃物と一緒にストレスが放出されます。不要なものが体外に放出されることで、心身ともにリセットされ、精神の安定に繋がっていきます。
一方、ヨガは、「呼吸」、「ポーズ」、「瞑想」といった要素で成り立っています。
瞑想がもたらすリラクゼーション効果は、外の世界から自分の中に入り込む情報を最小限に抑え、意識を身体の内側に向けることで得られます。継続することによって、自分の身体の変化に気づきやすくなるので、セルフメンテナンス向きと言えるでしょう。
ホットヨガとヨガは、ポージングの違いはほとんどありませんが、その効果には大きな違いがあります。自分と向き合いながら強い精神力を養うことができるヨガと、内側からキレイになる、リラクゼーションの効果があるホットヨガ。
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余談になりますが、つい先日、ホットヨガの体験レッスンに行ってきました。ゆったりとした雰囲気の中で、じっくり自分の体をほぐし、気持ちよかったですよ〜:)
(参考文献)
ヨガの目的と効果|ヨガ:認定NPO法人日本ヨガ連盟
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