永遠不滅の麻婆豆腐を極めるプロジェクト
辛いものが好き、食べ歩きを愛している方に本場の料理を食べるチャンスを提供する四川省公認の四川料理の専門家・麻辣連盟総裁の中川正道です
おはようございます!
先日、中川個人のfacebookではシェアし、好評でしたので、さらに詳しく説明していきます!
成都の100年続く老舗料理店
文革前の1956年に四川省成都市飲食公司として、統合された成都の老舗飲食店たち。
・陳麻婆豆腐店(麻婆豆腐発祥)
・賴湯圓(湯圓専門店)
・龍抄手(ワンタンの老舗)
・夫妻肺片(夫妻肺片発祥の店)
・盤飧市(鹵菜の老舗)
・耗子洞鴨店(四川ダック発祥)
・鐘水餃(鐘水餃発祥の店)
・帶江草堂(名物大蒜鰱魚)
・粤香村(イスラム四川料理)
この中で日本に唯一展開しているのが「陳麻婆豆腐」。
日本では東京、横浜、名古屋、大阪と既に9店舗に展開しています。この時点で、すでに四川省の陳麻婆豆腐の数より多い。
四川省は
・陳麻婆豆腐(青華路店) ※リフォーム済み
・陳麻婆豆腐(春熙店) ※新店舗
・陳麻婆川西民居主題体験店 ※リフォーム済み
・陳麻婆豆腐(石人路店)
・陳麻婆豆腐(北站店)
の五店舗あります。
運営会社によると、四川省は新しく陳麻婆豆腐をブランディング中と。
昨年、青華路店と陳麻婆川西民居主題体験店へ3回ほど行きましたが、どちらも雰囲気抜群で沢山の人たちが来ていました。
お客は旅行者、地元の人など様々。
九代目陳麻婆豆腐伝承者と広報担当と話しを一番印象的だったのは、鍋底豆腐など
「古いレシピで今の時代に合う料理を新しく提供する」
ように改善したこと。
日本の陳麻婆豆腐の現状
陳麻婆豆腐は日本へきて、20年。
当初は麻婆豆腐の黒船のごとく、そのままの味で四川省からきて、勝負をし、日本人の四川料理リテラシーは一気にあがった。
と麻辣ブームの流れを説明するとき、よく取材で語っています。
この20年麻婆豆腐はだんだんと丸美屋さんの麻婆豆腐から本格化してきています。そんな時代に陳麻婆豆腐さん、実は別の問題があるようです。
一番大きな問題は、日本人の多くは「陳麻婆豆腐は陳建一氏のお店と勘違いしている」ということ。
え、本当かな?と試しに1000人にアンケートした結果、80%の人が陳建一氏のお店と思っていました。
料理の鉄人の影響力、陳建一氏のカリスマ性はすごいですね!
さらに、一般的に麻婆(マーボー)は味と認識されている…
コンセプトは「麻婆豆腐の原点」
中華業界あるあるなのですが、情報発信とブランディングをまったくしていない。
なので、まずは正しい情報と価値を伝えることからスタートです。
そのため、陳麻婆豆腐の麻婆豆腐を徹底的に調べ尽くしました。九代目の伝承者「何国正大師」にも取材しました。
麻婆豆腐の由来から、麻婆豆腐のこだわり。麻婆豆腐の食べ方、麻婆豆腐の8つの定義など、これからSNSやWEBサイトを通して、皆さんに伝えていきます。
もしよれけばフォローお願いします!
最終的にしたいこと
四川省にはまだまだ沢山の料理があります。日本に浸透している四川料理はほんの一部です。
ぼくが四川料理の専門家として、このプロジェクトを通して本当にしたいのは、
・最終的に老舗【老字号】の復活
・本当においしい四川料理が食べられるようになること。
眠っているレシピやノウハウ。伝わっていない価値を伝える手伝いです。
メニューの発掘や食べたい料理、ブラッシュアップしたい料理などこれから手をつけていきます。
まずは担担麺から。
2000年初頭、成都留学時代食べていた今は亡き老舗「成都担担麺」のあの味を再現してもらう予定です。
そして、他の老舗看板メニューを完全再現して陳麻婆豆腐で食べられるようになること。
コロナが収まったら、現地食べ歩きツアーで老舗の看板料理の伝承者たちが作る宴も開催したいですね。
コロナ前に仕込んだわくわくする公私混同のプロジェクト。
これから再開します!お楽しみに!
四川料理研究家部の発足について
ハナレのリノベーション(築50年蚕の作業場)、四川フェスオンライン企画、金の太陽花椒のデザイン、陳麻婆豆腐プロジェクト立ち上げが重なりまして、ちょっと準備遅れています。すみません!
暇だとついついいろいろなことしたくなり…
ただロゴはできました!こんな感じです。
Twitterで知り合った作字家「べーさん」に作っていただきました!
べーさんのTwitter
いつもなら自分で作りますが、今回は仕事として依頼。
味のある太く、温かみがある手書き感、ユニセックスなロゴ。完璧な仕上がり、ありがとうございます!
すごいいい方なので、自分だけの文字作ってほしい方、気軽に依頼してみてください。ちなみに四川料理好きみたいです。
おもしろいプロジェクト立ち上げて、四川料理研究部ではプロジェクトの裏側、ノウハウや新しい料理やレシピなどもシェアしていく予定です。
もうしばし、お待ちください!
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【Webサイト】
世界一の四川料理サイト - おいしい四川
○四川料理の魅力と食文化を伝える
○現地の味を再現する本場のレシピ
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