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お芋の話

大石酒造の代表銘柄である「鶴見」、「莫祢氏」には、原料のサツマイモに【シロユタカ】という品種のさつま芋を使用しています。
昭和60年に命名登録されており、品種名は豊かな収穫を呼ぶ白い「いも」の意味だそうです。

その名の通り白っぽくて大きく、ふくよかな甘みのあるお芋で、天麩羅にしても美味しいです。
紅はるかやシルクスイートなど、焼き芋や加工用にされるお芋よりは甘味が少ないですが、素朴な甘味が感じられます。

シロユタカ

シロユタカの約98.5%が鹿児島県で生産されています 。
(農林水産省 令和4年のデータ参照。残る1.5%は宮崎県)

ほとんどがでんぷんや焼酎用で、食用として県外に出回ることはほとんどないそうです。

鹿児島県はさつま芋の生産量日本一。

焼酎用・食用どちらとしても重宝されている黄金千貫をはじめ、食用となる紅はるかや安納芋、シルクスイート、紅さつま焼酎用にも使われるアヤムラサキ、ハマコマチ、ベジータレッドなどカラフルなさつま芋。

多種多様なさつまいもが生産されています。

阿久根市内にもさまざまな品種の芋畑があり、毎年製造時期になると立派なお芋を納入してくださいます。

シロユタカ


焼酎の味の要となる、大切な原料を大事に育ててくださる農家さん達には感謝の気持ちでいっぱいです。
特にお芋の病気が蔓延している昨今は、農家さん達の努力や苦労にこれまで以上に感謝しております。

ありがとうございます。
今年もいいお芋がとれますように。

大石酒造のシロユタカ使用の焼酎はこちら


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