今の世の中と、ソースからのメッセージ
0.はじめに
占いや星読みとは違うんだけど、社会情勢など
諸々の情報の「仕分け」をしていると、
人知を超えたソースのようなものから
「世界がこんな風に動きました」というお知らせが届きます。
それについて、現実社会にわかりやすい言葉で伝えて
人類意識をよい方へと流す道を作るのも
ある種の審神者(さにわ)の役割だと思っています。
これまで私は身近な人を相手に確認作業や警告をしてきましたが
(あんまり大っぴらにやると変人だと思われて、叩かれてしまうからね)
そろそろ「やらやきゃ」という感じを促されていること、
準備できている人が大勢いると思うので
サイキックな兆候を少しずつ書いていこうと思います。
とにかくこれは、スピリットからのメッセージです。
そのために、理解しておくべき前提があります。
1.この世界について
理由はいくつかあるのですが、
人間社会が行き詰まりを見せているからです。
私たちは消費社会、物質文明を追いかけすぎた。
そして同時に、ピラミッドのようなシステムを肯定して
「上を」目指しすぎてきました。
その結果、この豊かな惑星・地球で
(もともとはみんなが仲良くできるように循環が設計されている)
貧富の差は進み、飢餓や自殺を生み、
土壌や海は汚れ、戦争のための武器や基地が
今この瞬間も作られ続けています。
かつては自分の力で循環していた(ほんの150年前まで、自給率は100%)
この美しく小さな島国・日本でさえそうです。
お金がお金を生む仕組み、富が富を生み
私たちがいくら「本来自分の生まれ持った富=人生の時間」
を費やして働いても、つまらない消費で消えてしまいます。
ピラミッドが前提にあるからです。
テレビCMは消費財の広告を流し続ける。
富のための投資、金融デリバティブは加速する。
金融資本は、私たちの預金や年金でそれに加担する…。
お金と一緒に生きていくために
作って使って、働き続けなきゃいけない社会。
そのために、地球をすり減らして、汚している。
その消費サイクルを続けなきゃ、
一部の人たちの富を増やし続けられないからです。
でも、私たちは、その原因を教えられていない。
メディアや教育のルールを作っているのが、
そのピラミッドシステムを維持したいグループだから。
2.偽物の宗教や救済について
本当はみんな、気づいている。
このまま行ったらどうなるのか。
だけど同時に
「どんな生き方をしたらいいか」
「どこから情報をとっていいか」
模索を続けています。
また、宗教やヒーリンググループの問題もあります。
彼らは、やはり独自にピラミッドを作っていたり、
トップにいる啓蒙活動家の生活を支えるために
集金や寄付のシステムが存在していたりする。
問題意識を持った人、解決方法を模索している人を
「救済の輪」「アセンショングループ」などに
巻き込んでいきます。
しかし「ネガティブなことを考えない」
「悪の意識にフォーカスすることになるから、知識は不要」
など、実際に本当の社会構造や問題点、
解決策を考えているグループはいません。
理由は色々あると思うのですが、
一つは、その方が「心地いい、都合いい」からなのだと思います。
もう一つは、その理論・主張が信奉されることによって
亜流の富や名声を手に入れる人がいるからです。
”2012年にマヤ暦の終わり=5次元へのアセンション”
みたいなのがブームになって、それ以降
黙示録的な救済論が流行りました。
(ある意味でそれは正しかったとは思いますが)
「自己のカルマ解消、魂の救済、信じるものだけ救われる」
「ニコニコしていると引き寄せの法則で、ラッキーがやってくる」
「ありがとうをいってれば、日々ますますどんどんよくなる」
みたいな考え方が2019年の今も跋扈(ばっこ)しています。
こういうやつ、探せばwebでたくさん出てきますよね。
惜しいところまでは、いってるんだけど…。
善良な人たちを、本質までたどり着かせないようにしている
落とし穴のようにしか思えません。
でも、世界で貧困や飢餓を作ってるグループがいて
子どもたちから未来の資源を奪い
動物たちの日々の住みかを奪っている。
同じ人間で、しかも「気づきのグループ」にいるはずの人が
その構造と解決のために言及しないとかあるんでしょうか?
「個人を救済する方法しか知らない(つまり偽物の神様とコンタクトしている?霊?)」
「システム側のルールありきで、現世を暇つぶし的に遊んでいる」
のかも…。
そもそも私には、涙する小さな命たちや壊される自然、
未来への”ツケ払い”という壮大な理不尽を前にして
”意識の向上”と向き合っているはずの彼らが
自分のお金や幸せを増やすことにだけ心血をそそぎ、
変革を望まない理由がわかりません。
(昨今では、スピリチュアルグループなども、上り詰めていくとたいてい安倍昭恵さんか神社本庁にたどり着くようになっています。つまり、日本におけるピラミッド支社の中枢です。笑)
地球環境問題や、グローバル(金融デリバティブ)資本主義が
私たちの権利や自由を奪っていること、
共存を脅かされていることに触れない人々、
ましてや体制に加担し、戦争や武装を推し進める宗教団体は
「嘘っぱちいい加減にしろ」と私はいつも思っています。
3.内輪揉めする社会活動家
社会活動家のグループにも問題点があります。
抗議運動などをするという点ではとてもいいのですが、
やはりその中には「それぞれの正義」という問題があって
だから分断や対立を繰り返してしまいます。
そして、些細なちがいで折り合いがつかず
目的を忘れて罵倒を繰り返している。
いいことをしているのに、本当に残念!
簡単にいうと、頭でっかちになって
本質を見失ってしまう。
それにはまた「ヒロイズム」というものがあったり。
多くの人に活動を伝えたい、
大衆の力を巻き込んでムーブメントを作りたいのに
議論や活動が先鋭化しすぎて、
どうしても人を遠ざけてしまう。
おじさんやおばさんが、
単純にマーケティング下手というのもある。
…なかなかうまくいかないよね。
これは今後、需要や必要性があれば、
現代の欲の一類型である
「正義と名誉欲の落とし穴」というテーマで詳しく書きます。
・いいことをしているという自負がありすぎる
・ゆえに謙虚になれない
・憎むエネルギーだけが共鳴の中で増大しやすい
・個の尊重を否定し、全体性を目指そうとする
(共闘、連帯のスローガンなど)
こんなあたりにもヒントがあります。
失敗している理由から、本質を探ることができます。
それは「何があってもブレない、けれどもしなやか」に
個としての質を高めていくことに他ならないのだと思います。
4.21世紀の私たち
私たちは、望むと望まざると、
この混迷の時代に生まれました。
全てのことには必然的な意味がある。
生命を構成する細胞や遺伝子は、意図を持っている。
生命の最小単位を「粒」とするなら、
かつて長い時間をかけて、たくさんの粒子が、
意味と意図を持って今を作ってきています。
セックスが気持ちいいのも、妊娠・出産一つとってもそう。
生命って利己的。それは人間だけでなく、
植物から虫から、全ての命に、粒子に刻まれた本能。
エネルギーの本質です。
私は、地球の誕生や
絶妙な生態系バランスを考えていったら、
そこに思い至りました。
先代の設計者の(粒子の)意図によって
「すべきことがあって」ここにいる。
それは、未来へも同じように繋がれるべきもの。
そう考えると「人間だけじゃない」んです。
だから、命を知ること。
そして、理不尽に対して声をあげて
同時代のアレコレの代弁者になる…
そんなことが、今の私たちに求められています。
同時代の「アレコレ」
…それは、今起きている社会問題や環境問題の
被害者だったり、破壊されていくものだったり。
それはまた、メッセージとして預かれば、
こちらで伝えていく機会もあるかと思います。
(個別具体的な問題提起は、Facebookで発信してきましたので、そちらからもどうぞ)
主にこのマガジンでは
「審神者としてのメッセージ」
「今地球が置かれている社会的課題に対し、どんな精神性で挑むべきか」
つまりスピリットとの対話的なことを伝えていけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。