①新たな命の誕生


1989年1月3日 AYUの誕生日

誰にでも好かれる 美しい子に育つようにと

親が名付けたらしい。


小さい頃の記憶は ほとんどなくて

初めての幼稚園の日 お迎えのバスが来た時

お母さんから 離れたくない一心で 大泣きしたのは覚えてる。


AYUが5歳のとき、妹2人弟1人 三つ子が生まれた。

その頃からかな。ほとんどと言っていいほど

お母さんにかまってもらえなくなったのは。


一クラスしかなかった地元の小学校

いじめが流行った。

上履きの中に押しピンが入ってたり。

AYUは いじめの対象に入ってなかったのにも関わらず

なぜか一日だけ朝早く学校に登校して

自分で自分の運動靴を片方だけ体育館の下のところに隠した。

その日は 体育の授業があって

体育の時間になると 上履きから運動靴に履き替える為に 

クラスのみんなが 下駄箱へ向かった

AYUは 靴が片方ないから 体育の授業は休んだ

靴がない事を 先生に報告して

その日クラス全員で 話し合いになった

誰がやったか‥‥?

みんながみんなの顔を見ていた

犯人が出てくるわけがなかった。

だって、AYU自身が犯人だったから‥‥

今、思えば 妹たちの子育てに追われていた母親からかまってもらえない寂しさが溢れ出したのかもしれない。


そんなある日 初めてのいじめにあった。

女の子の集団いじめ。

授業の移動時間は、一人だったり

授業中の教室の中 ”死ね”って あからさまに分かるように

AYUに見えるように わざと女の子同士で 話してたのを覚えてる

でも自分もいじめる側になったときもあった。

あのときいじめられた復讐と またいじめられたくないという恐怖から。


小学校高学年ぐらいのとき 一人の男の子に誕生日パーティーに誘われた

誕生日だから なにかプレゼントをあげなきゃと

子供ながらに思ったけど 子供だから自由に使えるお金も無く

お母さんに事情を話すと『後であげるからって言っておきなさい』

と、言われて お母さんに言われるがままに

誕生日だった主役の男の子に お母さんに言われた通りに伝えた

そこからが悲劇のはじまりだった‥


後日、お母さんにお友達の誕生日プレゼントの事を話すと

『渡さなくていいんよ!』と言われ

結局、誕生日プレゼント渡せなかった。


それから、その男の子からいじめられるようになった。

最初はちょっとした悪口から始まって

その男の子から ずっと ”おたふく”って呼ばれるようになり

その頃から だんだんと 自分の顔がコンプレックスになっていった。


お母さんを恨んだ

お母さんが嫌いになった。

お母さんのせいでいじめられるようになったんだ!!って

ずっと思ってた。


中学一年生。

いじめにあってた男の子と同じクラスになった。

出席番号が近いから 席替えがあるまで同じ班。

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#リアル
中途半端すぎる内容∩^ω^∩
企画に肖り投稿パート②
この続きはまだ書き綴ってません。
いつか完成版作りたいなー!


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