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21.AgfaPhoto COLOR 400<フィルム>

おっさん、はじめて(?)AGFAフィルムを使う

おっさんがAGFAを知ったのは、多分新宿のヨドバシカメラで見かけたのが初めてだった気がします。
そもそもAGFA(アグフア)と読めず、変わった名前のフィルムメーカーだと思って富士フィルムやコニカフィルムを選んでいました。

スーパーのダイエーのプライベートブランドとしてフィルムを提供していたこともあるようです。もしかすると昔は現像・プリントした後にタダでフィルムをもらえていた時代でもあったので、知らないうちにAGFAを使っていたのかもしれません。

24枚撮りで1,650円でした。
生産国はドイツ。EANコードの国番号もドイツですね。
メーカーはLupus Imaging & Media社

現在は、AGFAのフィルム製法を引き継いでLupus Imaging & Media社がAGFAPHOTOのブランドでフィルムを生産しているようです。
おっさんも詳細はよく分からないのですが、ネットの情報を見ていると2018年頃に一度生産終了となり、昨年2024年の秋あたりから復活をしたようですね。フィルム生産が落ち込んでいる昨今、本当に有り難いです。
おっさんが”意識して”AGFAを使えることになったのも、こういった縁のつながりなのでしょう。

この独特のカラーリングがAGFAって感じがします

フィルム自体は感度が400の24枚撮りになります。
フィルムを安く売っているお店ではあったのですが、1,650円/本なので
やはり少し割高です。
でも、はじめて使うフィルムはどんな感じで写るのかが分からないので楽しみで、心がウキウキしてしまいました。

撮影してみた<作品>

天気に恵まれたので、
 カメラ本体は、CONTAX ST
 レンズは、CONTAX Carl Zeiss Planar 1,7/50 T*
を装着し撮影してきました。

総評すると全体的に青味が強く、ブリーチバイパスのように彩度が弱めでコントラストが強く出るフィルムだなと感じました。
絞りを開いて撮影すると粒子感が強まるのも面白いですね。

記念すべき最初の撮影。
結構好きな写真です。
赤提灯が並びます。赤色が際立ちますね。
ILFOCOLOR 400 Vintage Toneにも近い感じ
裏では調理中
陽は出ていたのですが、日陰では黒色が濃く出ます。
一杯引っかけたくなるような鮮やかな黄色の壁でしたが
鈍った色になりました
白梅ですが、粒子感がすごい
花屋さんの軒先
お茶屋さんでの一コマ。
ワンちゃんも一休みです。
宝珠を咥えるお稲荷さん
お店の人が入口に花を吊るしていました。
好きな写真です。
一休み
絞り開放で撮影した一枚。
四隅の減光もあってただならぬ雰囲気
異国の地にたどり着いた二匹
カエルくんが力尽きそう!
好きな写真です。




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