11.蘇ったフィルムカメラ PENTAX17<カメラ>
フィルムカメラ好きの人は何度も聞かされているタイトルですが、
20年の時を超えて令和に蘇ったフィルムカメラは、最後のフィルム世代のおっさんには衝撃です。発表があったときはカミナリに撃たれた気分でした。
2024年6月に発売されましたが、初回分は即完売。予約も停止という有様でした。お店で予約をしたのですが、リコーと直取り引きを行っていない店舗なので全然来る気配も無かった状態でした。
シルバーウィークが始まる頃までには、と思っていたところ8月末頃から公式サイトで少しずつ販売が開始され、9月の上旬にはおっさんの手元に届きました。
おっさんは、カメラをポロッと落とすことのあるうっかり者なので、5年延長保証も付けた商品でした。SOMPOからは後日保証書が郵送で届きますので、DMだと思わずゴミ箱直行だけは注意してくださいね。
あとは、開封前に揃えておいた方が良いと思ったものを列記します。
開封して真っ先に行ったことは、レンズ保護フィルターの装着でした。レンズフィルター径がφ40.5mmなので、大型量販店がお近くにない方は、予め注文しておいた方が良いと思います。レンズ周りに空間があるので、ホコリやチリの混入があるとちょっと面倒な気がしますので。
ストラップ穴は、全部で3か所あるのですが、思っていたよりも小さかったです。一番小さい幅で3mm程でした。お気に入りのストラップを装着したい!という方は、ストラップアダプターなんかも用意しておくと良いかもしれません。おっさんは、金属製のストラップアダプターしかなく、新品ボディに傷が付くのが嫌だったので、紐ストラップにしました。
これは少し迷ったのですが、メモボックスに距離ガイドを差し込みました。ゾーンフォーカスに慣れてない時は、ファインダーの下にガイドがあると、サッと見ることが出来て便利です。
ファーストロールの時はピンボケがやはり何枚かあったので、あれば便利だと思います。アルミ製なので高級感もありますし。
<スナップ>
気が向いたときにサッと撮ったものばかりです。
17は1m以上離れてオートモードで撮影すれば大抵カメラ側で何とかしちゃうくらい高性能です。ゾーンフォーカスに慣れるためにもオートモードに頼ってばかりではいけないんですが・・・
フィルムは全てKodak ColorPlus 200を使っています。
使ってみた感じですが、オートモードが便利すぎます。
使ったことのあるハーフサイズカメラはオリンパス ペンSがありますが、露出を測って、絞りを変更して、距離も計測して・・・と色々考えて撮影することが多かったのですが、スナップを撮るスピードは圧倒的にPENTAX17ですね。
次回は、しっかりと慣れた上でじっくり撮ってみようかと思います。
でも72枚は長いよー。
おまけ
PENTAX17の機動性も活かしたレンズフードがあると良いな、と思って
PENTAX Q-10の01用の純正メタルレンズフードを装着してみました。
結果は・・・四方がケラれた(泣)
PENTAX-01 STANDARD PRIMEは画角が49.5度、それに対して17は61度ですからね。失敗、失敗・・・