不完全さを愛でながら / あしたの短歌
次のひとが入居するまで
残像に心の部屋を間借りさせてる
鼻先がすこし冷たい朝七時
カップの湯気がいちばんきれい
急に自分を大事にできてないような気がして
しずくだらけの鏡
写真とはだいぶ異なるマスコット
この世の不完全さが愛しい
次のひとが入居するまで
残像に心の部屋を間借りさせてる
鼻先がすこし冷たい朝七時
カップの湯気がいちばんきれい
急に自分を大事にできてないような気がして
しずくだらけの鏡
写真とはだいぶ異なるマスコット
この世の不完全さが愛しい