誰かに好かれたいならば。
2024年7月2日 雨のち晴れ
先週から降り続く強い雨の影響で西日本の各地では冠水して大変なことになってる地域が増えてるようだ。
ご多分に漏れず、広島県もウンザリするほど雨は降り続いた。
幸にして数年前の豪雨災害のようにはならなかったが、恐らくほとんどの県民が「嫌な予感」を感じただろう。
そんな雨も今日(7/2)の夕方になってようやく上がり、ずいぶん久しぶりのご来光を拝むことができた。
太陽の有り難さを感じるとともに、むせ返るような夏の暑さを感じた。
さて、掲題の「誰かに好かれる」ことについて。
人間というのは基本的に人に好かれたくて、認められたい生き物だというのは否定できない。
「いや、別に好かれたいとは思わない」
という人も居るだろうが、少なくとも「嫌われたくて仕方ない」なんて気持ちではないはずだ。
露骨にそれがわかるのは、昨今ほとんどの人がSNSを利用してるという事実だ。
何かを発信すると言う事は、どんな理由があるにせよ「誰かに聞いてほしい」という気持ちが根底にある。
それが無いのなら、部屋でデスノートでも書けば良いのだから。
大勢の視野に入る場所で発言する=承認されたいのだ。
承認されたい気持ちと言うのは、そのまま「好かれたい気持ち」と言い換えてもいい。
ではどうすれば好かれるのか。
「愛される」と言うのは簡単ではないが、単に好かれるだけなら意外とそれは簡単である。
誰しもが占いや、自己分析、自己診断をやった事はあると思う。当たるかどうかわかりもしない占いも、ついついやってしまうし、自分自身のことだから理解できてるはずなのに何故かMBTI診断をやってしまったりする。
人間というのは「自分が何者なのか」をやたら知りたがる習性があるのだ。
これはよくよく考えると「そりゃそうだよな」とわかる。
この世界でただ1人、自分だけが「自分を見ることができない」のだから。
写真や動画、鏡を使えば勿論目視することは可能なのだが、自分の目で自分を見る事は誰にも出来ない。
だから客観的に自分がどう見えるのか知りたくて仕方ないのだ。
その表れが占いだったり診断だったりするわけだ。
これは万人に当てはまると思う。
そして占いや診断ででた「良い結果」を「ふふ」と受け入れるものだ。
「人といるのは嫌ではないが、時折どうしようもなく一人きりになりたいタイプ」みたいな誰にでも当てはまる事を
「そうそう!そうなのよ!」
なんて感じで。
そしてその心理を理解してしまえば、人に好かれるのは難しくない。
「あなたってこうだよね」と思い切りその人の良い点を伝えて「診断」してあげればいいのだ。
その時に「実は」を前置きしてあげれば、さらに効果的だ。
「⚪︎⚪︎さんって、実はすごく真面目だよね」
「実はちょっと寂しがり屋だよね」
こんな事をちょこちょこと伝えていれば、相手は不思議とこう思う。
「あたし、理解されてる!」
こうなるとそれは好意に直結するのだ。
このやり方は詐欺師や宗教でよく使われる手法であって、決して人として正しいやり方ではないが即効性が高く、誰でもできるので覚えておいて損はない。
ただし悪用は厳禁だ。
良い使い方としては仕事でお客様と関係を構築する時などに使うのがベストだ。
より良い関係がきっと出来上がると思う。