順番が違います!
ふと思えば、ついこの間まであちこちで桜が咲き誇っていたのに今日の気温は25℃。
仕事ついでに山口県の某ビーチでコンビニおむすびを食べていると、浜辺には水着の人達が。
いやいや、流石にまだ早いだろうと思ってよく見ると、どうやら米軍基地の人達らしい。
広島でも海外からの観光の人をよく見かけるが、彼らは確かに薄着だ。我慢強いのか?と思っていたが気になったので調べてみた。
理由①
白人系欧米人は日本人より筋肉量が多いため、体内で熱を作りやすい=寒さに強いと言う研究結果が発表されている。
理由②
そもそも白人系に限らず黄色人種以外は平熱が37度以上ある。
理由③
白人系=寒い環境で進化して来た人種なので寒さに対する耐久性が高い。
なるほど、そもそも構造的に違うのかと理解できた。
逆に暑さや日差しに弱いため夏場はサングラスが欠かせないとか。
一つ謎が解けたのでよかった。
物事の順番
仕事をしていると日常的に「いやそれ順番違うよ」と思う事がある。
我が社の場合
プロローグ
当社はメーカーで、基本的に製品を買うのは卸業者である。
卸業者はそれを医療機関に納品する。
弊社のルールとして、取引口座を開設する卸業者さんには最初に預託金という「保証金みたいなもの」を弊社に預けて頂いている。
その後、取引が増えていくと預託金も都度積み増しして頂くシステム。
本編
上司「本社からA社の売り上げが増えてるから預託金の積み増しをして貰うよう指示があった」
上司「ただA社は数年前からメーカーに対して預託金を払わないというルールになっているらしい」
上司「とりあえず一度A社の社長に会って話してからその後どうするか決めよう」
ここまで聞いて(いやいやいや…順番違うよ…)となった。
以下、私の発言。
「A社が数年前から預託金を積み増さない事に決めてるのは事実なのだから、今回も積み増さないのは99%確定なので、積み増さなかった場合どうするかを今決めましょう」
「本社には積み増さなかった場合、こうします。以降の取引はこの形に移行させます。ここまで完結させるつもりですがリミットはいつまでですか?を先に確認しましょう。」
「リミットと、その方向で進める事について(我が社の)社長に必ず共有と承認を得てください。出来ればメールで。」
結局そのような形で進む事になり、事なきを得た。
我が社の体質は未だに古く「とりあえず行ってみよう」「とりあえず聞いてみよう」が多いのだ。
行くなら、先に顛末を予想して答えを持って行動しなければただただ時間を浪費するだけだ。
自民党も維新も恐らくこんな感じなんだろうなとため息。
居場所の話
よくYahoo!知恵袋で見かける悩みで「誰にも必要とされない」というのがある。居場所がないのだと。
これも前述の我が社の話と同じで順番が違うから起こる悩みなのだ。
居場所というのは基本的に誰かから「ここにいて欲しい」という気持ちで提供されるものだ。
勿論織田信長のような圧倒的な器量があるなら自分で作る事もできるだろうが、普通は出来ない。
となると「居場所=誰かにとってメリットのある存在である事」という図式になる。
居場所がないという人はまずそこを理解できてない事が多い。
居場所がどうこういう前にとにかく誰かに対して時間や労力や愛情を注ぐ必要があるのだ。
それを実践して初めて「そう言う人には是非居てもらいたい」という認識を持って貰えるのだ。
硬い言い方になったが、簡単にいうと「人のために動きなさい」という事だ。
共感し、歩み寄り、愛情を注ぐなら居場所はたくさん生まれる。ただ動かずして「居場所がない」と言われても
「そらそやろ。」
としか言いようが無いわけだ。
人生は砂時計だと私はいつも思う。ぼんやりしてる時も自分の中の砂時計は止まる事なくずっと砂が落ち続けているのだ。
物事の順番を違えて、何度も無駄に時間を費やすのは本当に勿体無い。
行動する前に必ず「どこに着地したいのか」を決めてから行動するようにしたい。
何度も時間を無駄に費やした私がいうのだから間違いない。
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