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反発する子供に素直に言う事を聞いてもらうために大切なこと
お子さんによく反発されて
困っている方へ、
今日はなぜ反発されるのかと
その対応策をお伝えします。
もう暗くなっていた夕方、
公園帰りの一家とすれ違いました。
自転車を練習中らしい女の子が
キックバイクに乗りながら
帰っていたのです。
こんなやつ↓
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ふらふらしていて、不安定で、
「危ないよ!」と心配そうに
手を添えようとするお母さんに、
「わかってる!わかってる!」と
何度も大きな声で言って、手を振り払い、
ひどく怒って反発していました。
お母さんは仕方なく手を離しますが、
大きな通りに出る前に、
「止まって!」と言っても女の子は止まらず、
道路ぎりぎりでやっと止まりました。
見ていた私もヒヤッとしましたよ。
女の子とお母さんの様子を
ほんの一時見ただけですが、
その女の子は普段からお母さんに強く反発し、
お母さんはそれに手を焼いているように感じました。
でも、こんなに反発するには
それなりの理由があるはずです。
何事も原因があって、
結果がありますからね。
女の子が日常生活で満足していれば、
そんなに反発する必要はないからです。
小さい時から、
「それをしたら危ないよ」
「これは危ないからダメ」
と制限したり、手を貸してばかりいて、
女の子は自分でやってみるということが
なかなかできなかったのではないでしょうか。
私達は誰かに押し付けられたことよりも、
自分で決めたことに意義を感じます。
お母さんは安全のためやむを得ないと
思っていてのことでしょうが、
「危ないからこうしなさい」と取り上げたり、
やり方を押し付けたりしてしまっている
のかもしれません。
あまり干渉しすぎると、
子供は自分で決めたことをするという自由がなく、
自由にさせてもらえない、と反発を感じるでしょう。
では、子供に素直に言う事を
聞いてもらえるようになるには、
どうしたら良いでしょうか?
まず必要なのは
信頼関係
ですね。
信頼関係がなくては何も生まれません。
信頼できない人の言う事なんて、
聞く気になれますか?
もしどうしても言う事を
聞かなくてはいけないのなら、
苦痛でしかないでしょうね…
では、信頼関係を築くためには、
どうしたら良いのかと言うと、
自由を尊重すること
です。
何歳であっても、一人の人間としての
自由を尊重してあげないと、
息が詰まり、いずれは自由を求めて
安全だけど窮屈な温室を
破って出て行ってしまうでしょう。
でも、小さい子どもに
何もかも尊重して自由にさせることは
できませんよね。
危ない事もあるし、
してはいけないことも教えなくては
いけません。
そこで心がけたいことは、
メリハリ
です。
これはいいけど、これはダメだよ、
というのをハッキリさせて、
自由にしていい時は多少心配でも見守り、
ダメな時はしっかり親の言う事や
約束を守らせます。
そしてその子の能力、成長によって
だんだん自由度は広げていきます。
(何を自由にさせて、何をだめなのかはそのご家庭で、
見極めてくださいね。)
ですから、何歳になっても、
大人になって親元から離れて行くまで、
メリハリをつけながら見守るのです。
我が家はもう二人とも大きくなり、娘は大学生、
息子は高校生で、二人とも自由度はかなり高いですね。
お陰で仲良くやっています。
息子は小学生~中学生の頃はゲームの約束が守れなくて
かなり反発されましたけどね。
思春期は得に反発する時期ですから難しいですが、
基本はメリハリ。
何歳になっても同じことですね。
あなたはお子さんを温室に
閉じ込めていませんか?
破って出ていかれるのではなく、
いつか温室から羽ばたいていけるように
メリハリをつけながら見守りましょうね。
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