本当の私にきづいた衝撃
2020年の2月の初め、
私はジャズを聴きながら家の近所を歩いていました。
「瞑想初心者は、初めのうちは30分瞑想をするよりも30分歩いた方がいい」
と教えてもらったからです。
その数日前、佐藤初女さんの森のイスキアに行った経験をFacebookに投稿していた人がいて、それを読んでいたのですが、
その中に「思考がエネルギーの流れを滞らせる」という文がありました。
朝…というか昼…
目が覚めると
「歩いてみよう!✨」と思いました。
いつも私は寒いの面倒くさいの言って、
なかなか布団から出ないのですが、
その投稿を読んでいたので、
面倒くさい=思考、マインド
歩いてみよう!=エネルギー
と捉えて、
思考は置いておいて
歩きに行ってみようと思ったのです。
少し前に偶然お会いした大きな会社の社長さんはとても明快で、
Noも迷わず明るくはっきりと言い、
薄暗くてよく見えなかった私のために照明を点けるためにすぐに動いてくださいました。
私の方がスイッチに近いところにいたのに。
感じたらすぐ行動する。それを私もやってみようと思いました。
以前、雨が降る冬の真夜中に1時間半くらい歩いたことがあって(これは瞑想は関係なくただ電車がなかっただけ)普通ならつらいと思うのですが、
ジャズを聴いていると楽しく外を歩くことができたので、
またジャズを聴きながら歩いたら楽しいんじゃないかな?💓と思いました。
この日は天気が良くて、
歩いていると猫がいる公園を発見したり、
大きな八百屋さんを見つけたり、
牡蠣天そばを出すお蕎麦屋さんを見つけたり、
こんなにうろうろしていて
瞑想になるのだろうかと思いましたが、
ジャズの力もあって、
こんなに楽しいのか〜🥰と思うほど楽しかったのです。
家に戻ると、自分がすごくいきいきとしていることにびっくりしました。
きづきに従って洗濯などをしたのですが、
そうすると、いつも一つ一つの行動をやっとの思いでしている自分ではないみたいに、
他のことが目に入らず集中してどんどん進んでいきました。
あの社長さんのような人たちには
"今"しかなくて、
インスピレーションを受け取ったら次の瞬間には行動している。(ゴルフをしたいと思ったら次の瞬間にゴルフのセットを注文するそうです)
それは突き動かされる感じで他のことが目に入らないし、
一つ動けば次々とインスピレーションが来て、それをやる。
そのサイクルの中で生きている。
だから、"今必要なもの"とそれ以外があるだけで、
"いつか必要になるかもしれないもの"なんて無いのだと思いました。(実際にお部屋の写真を見せていただいたのですが、本当に物がありませんでした)
次の日もきづきに従って行動していました。
古くなってきた肌着を処分して、そうすると着るものがないので電車に乗って新しい肌着を買いに行きました。
お店では目的のもの以外もついでにいろいろと見ていました。
「そろそろ帰ろうかな」
それにきづいていたのに、それを無視してさらにいろいろと見て時間が過ぎていきました。
その後、別のお店に行って野菜などを買い、
駅のホームで帰りの電車を待っている間。
私はどんよりしていました。
きづきに従って行動できたのは
肌着を買いにお店に行くところまでで、
その後はついでに必要ないところを見て
だらだら時間を使ってしまった…
やっぱり私ってそうだよね…
急には変わらないよね……
しばらくどんよりしていると
…突然きづきが起こりました。
…これ、マインドだ…!!
今、どんよりマインドに私は同一化していたけど、マインドはきづくだけで良くて、
きづいたらまた次のきづきに従っていけばいいんだ!
どんよりし続けている方ではなくて、
次々と「今」にきづき続けている方。
そっちが本当の私なんだ!!
…わかってしまった…
…わかってしまった…
あのとき先生が言っていたことが、本当に!!
すごい衝撃で、呆然として私はホームに立っていました。
周りの人たちはそんな私にきづくこともなくお構いなしで、
私の衝撃の前も後も同じように
時間が流れていくのを、
しばらく呆然としながら見ていました。
そして電車に乗って家に帰り、
それからまた衝撃的なことが起きたのですが、
それはまた別に分けて書きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?