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086 2024年夏アニメ、第一週
7月3日(水)
⓵『【推しの子】』 第二期
言わずと知れた前回の第一期が大評判だったシリーズの続編。今回は2.5次元の舞台稽古が話の舞台ですが、外連味のある映像表現、若い出演者のそれぞれの思い、そして最後に原作者の「天の声」と、様々な物語が錯綜して見応えあります。
②『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
ヒロインが自分をミステリアスに見せてると思っているけど相方の言語読解が堪能なため全然ミステリアスになってない。その落差が絶大なコメディでギャグになっている点、凄い発明です。第一話、楽しく観させてもらいました。
③『下の階には澪がいる』
劇中の携帯電話の文字で分かったけど韓国のマンガが原作らしいです。アニメ制作は中国の会社とのことですが、日本のアニメの下請けをやってきたからか、画作りのセンスはそれほど違和感なかったです。元ネタは日本の年配のマンガファンならすぐに見当つきますが、どう変えてどこに敬意を表するか、具体的な物語とともに観ていきたいと思います。
7月4日(木)
④『義妹生活』
ちょっと重くて(多分)切ない親の再婚で出来た兄と妹の物語。初回は思わせぶりで終わった感じでしたが、嫌いでない情感なのでこれからどうなるか楽しみです。
⑤『疑似ハーレム』
ヒロイン凛ちゃんの百面相、大いに楽しませていただきました。でも演技か本気か分からなくなる時が来るはずで、その時どんな物語になるか今から楽しみです。
⑥『NieR:Automata Ver1.1a』(第2クール)
今時珍しい未来SF。初回でいきなりバディ物がバディ物でなくなる展開があり、やっと話が転がるみたいで楽しみです。
7月6日(土)
⑦『小市民シリーズ』
放送延期で今期になったロシデレとともに楽しみにしてたアニメです。実は確認の意味で録画視聴の後、ABEMAの配信でもう一回観ました。そして京アニの『氷菓』とは別の仕方で『タッチ』との違いを出そうとしてるのが分かりました。その点は後日のnoteに譲るとして、やはり「小市民」がキーワードになることでしょう。多分ある鬱屈で小市民を目指すことになった少年と少女、その目標が破綻する物語になることでしょう。
7月7日(日)
⑧『菜なれ花なれ』
スポーツ物だけど初回でその競技、チアリーダーにまつわる危険性を正面から物語っていること、意外であり面白く観ました。そうかと思えば常人とは思えない、正にアニメのキャラクターの運動神経の女の子が出てきて、群像劇としても面白く観れるアニメと思えました。
継続分は第二週から始まるシリーズと一緒に紹介します。今季は観たい傾向がラブコメに集中しているようで、青春の追体験をするクールになるようです。(大塩高志)よく考えたら感想なので消しました。