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ピンク色だけどチョコレート味。それと知り合いの知り合いの読書癖の紹介。
昨日は歯医者さんだった。
矯正のワイヤーを調節してもらったり、歯を綺麗にしてもらったりして帰ってきた。いいお天気でそこまでは良かった。
最近、少し外出するだけでなんだかものすごくグッタリしてしまう。歩いてる途中でお母さんに抱っこをせがむ子供よろしく歩くのが辛くなってきて、頭の中で「右足、左足」と意識して司令を出す始末。
どうした、私。昨日も近所の歯医者さんとお家の往復なのに、帰ってきたら動けなくなった。ソファーに座ったら、もう、ムリ。全て放棄。(なんと大好きなお風呂にも入れなかった)なんなんだろう。来月の病院の日にのび太(私の主治医)に聞いてみよう。
きっと、なんでもないだろうけれど。
知り合いの知り合いが(私は会ったことはない)が、知り合いに「本は読みますか?」と尋ねて来たらしい。そうして「読みますよ」と言ったら、俄然張り切っておすすめして来たらしい。
「十角館の殺人」綾辻 行人
知り合いは本はたくさん読むけれど、ミステリはほとんど読まない。
私もそういう本は知らなかった。
なんでも「館シリーズ」ってのの最初の一歩らしい。そして、1行のどんでん返しが秀逸ですごいというおすすめだったらしい。
誰かが誰かに何かを薦めるってことは、なんかいいとこがあるんだろうと思ったし、自分の知らない世界も面白そうだし、そうでもしないと出会わない本だったから、早速読んだ。
その知り合いはその人のことを「おじさん」って呼んでるのだけれど、その本を読んでみて、その人が若い時に出版されてる感じだったから、その時読んだのかなあと思った。
それで一応聞いてみたら、最近読んだらしいってことだった。
「おじさん」の話によるとずっとドラマ化不可能みたいに言われてたけれど、最近ドラマ化されたらしい。
まあ、あの1行を「おおっ」と思わせるにはビジュアル化するのはよく考えないとだなとは思ったけれど、読んだ後で考えれば昨今の状況と、あのお話の中の犯人の状態とを合わせて考えると、マスクつけさせればいいじゃんと思ってしまった。
面白いので(おじさんのチョイスが)それを読んだ後はどれがおすすめ?って聞いてもらった。
「ハサミ男」殊能 将之
いいね、タイトルがキャッチー。ということでこれも読んだ。
タイトルでまずミスリード。間に入った知り合いはまだ読んでる途中ってことだったし、奇特にもnoteを読んでくれているみたいだから、これ以上は書けないけど、ラストが好き。
それも読んだから、つぎつぎ!って聞いてみた。
「方舟」夕木 春央
なるほど。こういうミステリっていうより、謎解き逆転物語みたいなのが好きなんだなあと。
タイトルが「方舟」だから降りる方が(降りようとする方が)まずいよね。
そして次が
「殺戮にいたる病」我孫子武丸
これは、他の本も同時進行してるものがあるので、まだ手付かず。
「グロい描写があるから、それでも良かったら」とすすめるときに言ってたらしい。
全然OKっす。多分、私が読んでるものの中に出てくるグロさに比べると、ですよ。
その「おじさん」って、感覚が若いんだなあと思った。
どれも世代的に若い人たちが盛り上がりそうな感じの本が多い気がする。
Xとかで「この人が面白いって言う本なら読んでみよう」と思うのとは違って、全然話したこともない(いや、Xの中の人ともnoteの中の人とも直接のお知り合いではないんだけれど、書いてある事とかその人の興味があることとかを見せてもらってるから、なんとなくちょっと知ってる感じになっちゃう)、どんな人かもわからない「おじさん」のおすすめを漁るのも楽しい。どれも1日くらいで読める量だし、なにより「知らなかった世界」を「知ること」になるのが、それこそ現実逃避っぽくて面白い。
自分で選ぶ本は、本の中身が色々だったとしても「現実世界の一部」っぽいもの。
「殺戮にいたる病」の次はなんだろう。
今から楽しみだ。
なんか「なんとかにいたるなんとか」って他にもよく聞く気もするが。
「皮肉には主観としての素質がある」
by セーレン・キェルケゴール
そしておじさんは本は購入する派だそうだ。
知り合いは 今時それが意外だと言っていた。
私は会ったことないし知らない人だけど、まじで「おじさん」の今までのチョイスは感覚が若い気がする。何を持って若いかっていうのも色々だけど、ただ単に私がそのおすすめチョイスから抱いた感じってことです。
ルビー・ショコラ・シンフォニー・フラペチーノなる、つけるだけつけたねそのネーミング感満載のスタバの新作フラペチーノは、チョコだけどしつこくなく、ちょっとフルーティーなお味でした。
いつものようにディカフェのドリップをチェイサーにつけたけど。
おいしかったよ。