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「損得勘定のない優しさ」 が私に勇気を与えている

「損得勘定のない優しさ」 とは、心の奥底にある温かさが伝わってきた、という意味で使っています。

私が自信を持っている状態は、どんな時かなと考えてみました。

すると意外にも、人から親切を受けた時だと気がつきました。

なぜなら、勇気を思い起こさせてくれるからです。

そして、自分自身をもっと大切にしたいと思えるのです。

与えるばかりではなく、受け取ることも重要です。

もちろん、受け取らずに拒否してもいいのです。

大人になる前の私は、どちらかというと、単に受け取り下手でした。

世間に出て、あらゆる人々の声を聞くようになってからは、いつも頭の中で警戒心を働かせるよう忠告を受けました。

街中で親切にされると、

私、困っているように見えたのかな? 

ただの下心でしょ? 

また妊婦に間違われたんだよ!(実際、何度か経験しています)

きっと、あの人にも何か理由があったんじゃない? 

徳を積みたい人なんじゃない?

等々。

今の私は相手の真意より、私が受け取ったものだけに目を向けます。

そこに、ある法則を発見しました。

美しい(良い)ことは、期待していない時に起こるということ。

自分に何も強いることがない時。

誰も頼ろうとしていない時。

何も変えようとしていない時。

欲に溺れていない時。

ただ、普通に過ごしている時。

そうだと言い切る自信はありません。

きっと、そうなんだろうと思います。

最もありがたいことは、受け取ったことで湧き上がる喜びの余韻が長く続くということです。

これを機に、改めて、自分自身を洗いたいと思っています。










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