タロットであなたを語りたい(MITEI NARICOさんの場合)
詩や写真、デジタルアート、音楽。
人が考えられる芸術としてパッと思いつくものはおおよそこれらではないかと思う。
無論、そのほかにもひとの想いを昇華する手段はたくさんあるだろう。
なぜか他とは違う。
すぐにそれとわかる味がある。
説明できないがハマる。
MITEIさんの作品はわたしにとってそういうものだ。
上の画像もみんフォトにあるMITEIさんの作品から。
さりげなく、ミテモラエマスカ?と聞かれたのでさりげなく一枚引いてみました。
サイキックタロットデッキを使用。
出てきたのは『引きこもり』
カップの8に対応するカード。
オレはこうしてひとり毎日毎日浜辺に座り、波に祈る。
寄せては返す波はひとつとして同じものはない。
波音を聞きこうしているオレは、いったい何に対して手を合わせているのだろう。
あるいは何を待っているのか。
時々わからなくなるが、こうして波が足元を濡らし寄せては返すをただ繰り返す状況を見ていると、そんなことはどうでもよくなってくる。
悩み、などちっぽけで、この砂がここからさらわれてまた違う場所に置かれるくらいのことに思える。
オレが慣れ親しんだ場所はどこにいった。
故郷。家。家族。友人。恋人。
過ぎていく思い出、感情。感傷。
よかったこと。悲しかったこと。楽しかったこと。辛かったことも。
いろいろあったな。
手放すことがいいんだよ。
持っていることが良いと思っていたけど、そうじゃなかった。
必要だと思っていたものはオレにはもう似合わない。形が古く、大きさも合わないものを着続けてなんになる。
もうそろそろ祈るのにも飽きてきた。
祈りはもう十分だ。
神もオレを手放す時だ。
おれは自分の魂と向かい合って答えを出す。それが正解か不正解かはオレが決める。
やらなければ始まらない。
さあ行こう。
MITEIさんらしいカードだと思います。
受け取っていただけたら幸いです。
ありがとうございます☺️
オラヴ153
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