タロットであなたを語りたい(ゆずさんの場合)
世の中には完璧だなあ、とかスゴイなあとかついつい羨ましくなってしまう環境にある方っていますよね。
SNSなどでもこんなにお金持ち、こんなにスタイルいい、こんなに人気がある、こんなにモテるとか、もうさまざまだと思います。マブシイ✨
ゆずさんのプロフィールを拝見すると、お子さん3人共が国公立の大学に行かれていてエッセイ本も出されていて、もうキラキラして見えて眩しくて目が開けられなかったんですね。
それに比べてうちは…ガッカリ😞なんて。
でもよく拝読させていただくうちに、それがまったくの先入観ということに気がつき、己のアホさに恥入りました😭
虐待を受けて育ち、指定難病に羅患し、それでも幸せだと書いておられます。
そうだったんだ…
光の中にいる方すべてが何にも不自由のないハッピーハッピーな境遇にあったという訳ではないということ。
一番それを知る立場にいながら、わたしは愚かだったということです。
深く深く反省しながらシャッフルします。
さて反省しつつ、心を込めて引かせていただきました。
そのカードがこちら!!
風のクイーン!!ソードのクイーンですね!!
では風のクイーンに、わたくしオラヴが突撃インタビューをしたいと思います‼️
クイーンは大変お忙しい方なのであまりお時間は取れないとのことですが、頑張ってお聞きしたいと思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
はじめまして。
本日は風のクイーンにはご機嫌うるわしく御拝顔のほどを…
そんなことはよろしいので、インタビューを始めましょう☺️
あっ、申し訳ありません💦
クイーンの生い立ちからお話お聞かせ頂いてもよろしいでしょうか。
話が長くなるのでだいぶ端折りますが、それほど幸福に満ちた家庭ではなかった、ということだけ申し上げておきましょう。
ではご自身のこれまでを振り返られると悲しいことが多かったという認識でよろしいでしょうか。
もちろん悲しいことも多かったです。
でもわたしにはいつも手を差し伸べてくれる隣人友人がおりました。
その方達のおかげでわたしはこの世の中、見捨てたものではないことを子供心にも理解したのです。
そしてなによりわたしは愛する人と出会い結ばれ、可愛い素晴らしい子供達に恵まれました。
どんな地位や名誉や名声よりも、わたしはわたしの家族を誇りに思い、死ぬまで愛し続けます。
クイーンの厳しかった家庭環境から学ばれたことは何ですか。
自分の意図をしっかり理解することです。
わたしが受けられなかった愛情を子供達にはしっかりと与えてあげること。
子供達の言葉をしっかり聞くこと。
言葉の裏には感情、気持ちがあります。
笑顔の後ろに悲しみが隠れていることもあります。
わたしはそれをいち早く察知しようと心がけました。
そしてたくさんの素晴らしい本を読んで聞かせました。話しあうことを面倒くさいと思いませんでした。
お母様と声をかけられた時にはどんなに忙しい時でも目線を合わせ、その言葉に耳を傾けてきました。
なぜなら子供というのは『その時』に感じたことを伝えようとしているからです。
それはとても大事なことだと今でも思っています。
学問を学び知恵をつけることは生きた財産になります。
お金や家や物は奪われることはあっても、学んだことは盗まれることはありませんから。
子供達が将来自分は何をしたら幸せになるのか、何をするべきなのか、考えるための杖のようなものを持つ必要があるのです。
クイーンはお体に変調が来したとの噂がありますがどうなのでしょう。
そのとおりですよ。
でもわたしはそれと戦って勝とうとは思っておりません。
どうしてですか。
クイーンはあれほどの苦難と戦われて乗り越えてこられたではないですか。
それは愛する主人と子供達のためであるからです。
ただこの病はわたしと共にあります。
やっつける必要はないのです。
わたしの一部を忌み嫌って何になるでしょう。
共存することもひとつの解決の仕方ではないでしょうか。
家族にもそう伝えてあります。
家族もわたしの考えを尊重し、理解をしてくれていることがなによりの励みとなるのです。
そしてわたしにはまだ救うべき人たちがいます。
彼らの為にまだまだやることがあるのです。
わたしの人生というゲームはわたしの手の中にあるのです。
決して諦めたりはしません。
そう言うと風のクイーンは椅子から立ち上がり、部屋から静かに出ていった。
素晴らしい演説だった。
その強い自尊心。
明確な意思。
わたしは感動のあまり涙をながしていた。
はたしてこれを記事にまとめられるのだろうか。
ゆずさんへ、愛とリスペクトをこめて❤️
オラヴ153