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ひたすらに幸せを求めない生き方

おかえりなさい。
ライフナビゲーターオラヴ153です。

春が来る、春よこい。
冬来りなば春遠からじ。
これほど待ち遠しく詠まれる季節をわたしは他に知りません。(わたしの誕生した季節でもあるのが嬉しい)
寒く辛い時を経て、必ず来る暖かさを待つ人々の思いに古今東西変わりは無いことに気がつきます。
どうしてなんだろう。あ、そうか。
『春』は人が望む『幸せ』を象徴するからだ。

政治、宗教、科学、情報、エンターテイメント、スピリチュアル。
他にもあらゆるものが最終的に求めるものが『幸せ』という概念です。行き着く先の目的地です。
『利便性』という言葉にしばしば置き換えられるかもしれません。
今の世の中、その幸せへの辿り方をあらゆる方面から探し求め議論をし、実験を繰り返し、究極の答えを見つけようとあまりにも躍起になっているんじゃないかと思うのです。

便利になりすぎると不便になる。
欲望を需要に変えることに長けても、置いてけぼりを食らっている人達もたくさんいるし。
尊ぶべき自由と救う為の道具が他人を傷つけ、評価し、批判する。数の勝利。順位。
結局そこなのかと悲しくなる。
多種多様な価値観がそうでない者を叩く。
同調圧力。
こんな世の中に誰がしたの。

なんでも赦す、怒りを手放す。
物を減らす断捨離。神様からのメッセージ。
祈り。ブループリント。宇宙。
でもそれで無くなるのかな。
戦争は止められる?
貧困は無くなる?
差別は消える?

しあわせってたぶん気がつかないものだと思うのです。おそらくそれと知らぬ間に通り過ぎていくのではないかと思うのです。
あーしあわせだ、と思うのは瞬間です。
だからひたすらに幸せだけを追い求めない。
掴んだと思ってもすぐにするりと逃げていくから。

生きてるだけで丸儲け、でイマル。
さんまさんが娘さんに名付けた想いがそのまんまの答えになるんだな。

深い。















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